53話 余命わずかの脇役令嬢【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

53話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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奇跡の禁忌は

「奇跡のタブー」を知らないというカリナ。
芸術を学んだり、関心があれば誰でも知っている話ですが、あまりにも狭い生活だったカリナは知っていることがあまりありませんでした。

カリナの親に会ったフェリオールは、カリナが彼らに絵を見せた時に、そんな説明はしているとは思えませんでした。
少しでも関心を持ってくれていれば…と思うフェリオール。

それは、カリナに必要な内容でした。

芸術病の定義から説明します、というフェリオール。
フェリオールの目に見た黄金色の美しさを描きたかったのに…と思うカリナ。
そんなカリナの考えを読み、後で描きましょう、と笑うフェリオールに慌ててうなずくカリナでした。

・芸術病は病気というよりは代価を土台に限界点を超えるもの
・芸術を通じて起こす奇跡には限界がある。
(フェリオールならなら一定以上の怪我は治せない。治してほしいと願わない人を治せない)
・芸術病にかかった人、そうでない人の差は限界点の有無。
・各自実際に持っている最大値の差があり、人により不可能なこともある。

・芸術病のタブーとは、一度の奇跡で持っている対価をすべて失ってしまう種類のタブー。
①摂理に逆らってはならない。(死者を生き返らせる、時間を戻す、決められた過去を奇跡で変えること)
②神の創造物である「人間」を作ること。(植物、動物、魔獣は可能)
③奇跡で殺生をすること。

・禁忌を破れば対価が消滅する。(死んだり、永遠に芸術ができなくなる)

・芸術病を持たない人は、限界点があるので始めからタブーを犯す事は出来ない。
・つまり、芸術病にかかった人は限界点がなくなる代わりに圧倒的な力を手にするという事。
・禁忌がタブーである理由は、人間の体ではその能力の対価を払えないから。
(時間を戻そうとしたり、死んだ人を助けようとし、手足や視力を失った事例もあった)

☆すごく難しいのですが…
フェリオールは芸術病に罹っていないから、限界点がある(一定以上のの怪我は治せない〜)が、芸術病にかかれば、それが可能になる代わりに、奇跡を起こすたびに対価を支払っていくことになってしまう、ということでしょうか。

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カリナの名

今、私が話したタブーで試した事があるものはありますか?と問うフェリオール。

カリナは黙ります。
そして首をふると、ありません、と答えました。

でもそうじゃなければ…と目を細めるフェリオール。
カリナの異常なほど速い芸術病の進行速度は到底理解出来ない、と思うフェリオール。

確かに、もしタブーを犯していれば生きている事が奇跡だと顎をなでるフェリオールです。
創造者が禁忌に背き、生き残ったという記録はありませんでした。彼らは、命そのものが代価だからです。

創造者は奇跡を起こしすぎて短命というのは知っていますね?というフェリオール。
しかし、彼らは少なくとも数年から十数年、少なくとも1日に1度は奇跡を起こしてきたからです、と。
作品を完成することに快感を感じ、1日でもしなければうずうずしたようです、と。
奇跡を起こした芸術作品は消えるので、残った作品は殆どありませんが。


目を開き驚くカリナ。困惑してフェリオールを見つめます。

狂気のあとはますますひどくなり、早く生命を消耗していきました。
30歳を超えないのはそのためです。

人間は大きな事故がなければ少なくとも70歳までは生きていくことが出来ます。
創造者たちにとっては、その時間そのものが「奇跡のための餌」なのです、と説明するフェリオール。

しかし、カリナは早すぎる。
いくら奇跡が人間の能力を超えたと言っても、人間はそれほど短命でなく、たった200枚で消える命ではない。20歳で死んだ創造者はおらず、狂気にとりつかれた創造者を除けば、これほど早く命を削っている創造者はいない、というフェリオールです。

そこで、禁忌を犯したことが無いか、と聞いたのです、ともう一度カリナを見ます。
いまだ黙って首を横にふるカリナ。

ため息を付き、他の原因も調べましょう、というフェリオール。

もし原因を探せば治ると思いますか?というカリナに、
可能性は低いです、とフェリオールは答えます。

今まで創造者で生存者はいますか?
…二の句が継げないフェリオール。

帰ってこない返事にカリナは笑います。

もう一つお願いがあります。
ミリアンに隠してほしいという難しい願いはこれ以上受け入れられないと思います、と笑って答えるフェリオール。
親友の頼みごとに嘘をつくだけで、かなりの譲歩でした。それですらカリナの意志が固く、ミリオンを傷つけたくないカリナを見て精一杯の譲歩です。

「カリナ」を世の中に残したいです、というカリナ。
家族にもいつか忘れられるなら、決して忘れられない人になろう、と手紙を書きながら悟ったカリナ。
彼女にはそんな力も、才能もあります。
神様がくれた命を担保にした美しい奇跡を起こす諸刃の力が。

奇跡を起こすたびに黄金色に輝く風景を世の中に刻み込みたい、その光をいつか失っても永遠にその姿が残るように。

カリナ・レオポルドでも、レオポルド家の長女でも、アベリアの姉でもない…カリナという名前を残したいです、とカリナは言うのでした…

☆自分の名前を残したい、というカリナです。

☆全体の感想☆

芸術病と、奇跡の禁忌事項についてフェリオールがカリナに説明する回でした。
あまりに外界との接触が少なかったカリナが知らないことは沢山あるようです。

しかし、カリナの反応から、タブーを犯しているのかどうかはかなり怪しいなと…
自分を見てくれる両親とかを、奇跡で出したりしてないかと…
あまりに短いカリナの寿命の原因はあるんでしょうか。
もともと体が弱いからとか…?汗

そして自分の名を残したいと決意したカリナ。
社交界でも、自分の名を覚えてくれている人はいませんでした。
そんなカリナが、人に忘れられないように、「カリナ」を残したい、と決めた事は、ミリアンやフェリオールが与えてくれた気持ちの変化ですね。

次回、フェリオールの返事はどうなるのでしょうか。
ミリアンロスです。涙
そろそろ出てきてほしいところです。

お読みいただきありがとうございました…!!

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