ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆
「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。
!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。
103話 感想です☆
※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。
皆様、ティッシュのご用意を…涙
その一言を
芸術病は「痛みの出る部分を奪う」と、画房の店主に聞いたと答えるミリアン。
カリナの痛む部位は心臓、全身。
その話を聞いてから、フェリオールにも話を聞いたと。
最初から、分かっていて私のところに来たんだろう?と問うミリアン…
その言葉に、ぶるぶる震え後ずさり、「時が来れば去ろうと…」と謝るカリナ。
ずっとミリアンに知られたくなくて、必死で隠してきたことですからね…
ミリアンから距離を取ろうとするカリナに近づき、抱きしめるミリアン…。
発作なのかパニックなのか、うめき声をあげるカリナを抱きしめ、背中を撫でます。
大丈夫、大丈夫と撫でるミリアンに、謝るカリナです…。
そんなカリナに、泣いても良いよ、と言うミリアン。
ただその事を言ってあげたかった、と…。
ミリアン、事実を知った日からその一言を言ってあげたかったようです。
大丈夫じゃなくても良い、いくら泣いても大丈夫だからと…。(もうここから涙腺爆発)
君のそばに
感情を抑え、何度も息を飲むカリナ。
なんで…どうして私にこんなに良くしてくれるんですか…?
カリナ、今も自分にはなにもないと思っているようです…
奇跡で小さな助けになることだけ。でも、ミリアンはそれすらも拒否しました。
私はなにもない、あげられるものも、ない。
体一つあげれない。
一番簡単な、共にいるという約束すら出来ない。
カリナには残りの時間さえありません。
そんなカリナに、君には何も望まない。そういう事は関係なくなった、とミリアン。
もう、ミリアンはカリナを手放せないから。
そばにいて、というミリアン。
でも、首を振るカリナです。
カリナを降ろし、膝をつくミリアン。
もう、そばにいなくても良い。
ただ私がそばにいられるようにしてくれ。
君が私から去っても良い、私が君を追いかけていくから。
もう、号泣。
カリナ泣いてないのに、号泣です。涙涙涙…
ミリアンにそんな事を言ってほしくないカリナ…首を振ります。
面倒だと言ってもらっても良かった、何度もそれを想像したカリナ。
そう言われて傷ついていないふりをする自信もありました。
そんな結末をずっと考えていたカリナです…。
泣きたければ泣いて、痛いなら痛いと叫んで、とミリアン。
人はいつも大丈夫な必要はない。大丈夫というのが強いわけではない。
大丈夫だからといって心が腐らないわけでもない。
だから、大丈夫じゃないのに大丈夫って言わないで。
その言葉に、涙がどんどんあふれるカリナです…。
いろいろな事を、ずーっと1人で我慢してきたカリナ。
自分に残った短い時間も、やりたいことをして楽しく生きようと。
20年良いことがなかったけど、最後の思い出が幸せになるのではないかと自分を慰め…
大丈夫、もっと泣いてもそばにいてあげる、とささやくミリアンに、
カリナは悲鳴のような声を上げてミリアンの胸で泣き崩れます。
父の愛を受けてきたミリアンは、カリナを完璧に理解することは出来ませんでした。
友達もいて学ぶことも出来て、嫌なことを嫌だと言えて。
ミリアンが当たり前だと思っていたことを、全く受けれずに育った人。
機械的に大丈夫と話し、周りをだまし愛する人をだまし、自分自身までだまして。
生きるために嘘をついた彼女に、何も出来ないミリアン。
彼女を理解することすら、まともに出来ないのです。
大丈夫とも言えず、泣く姿に心臓が痛くなるミリアン。
せつなすぎる…
でも、そんな環境で育ってきたミリアンだからこそ、カリナに寄り添ってあげることが出来るんだと思うんですよ…涙
その言葉は
涙を流すことで、積み上げてきた城が崩れ落ちるカリナ。
カリナの心は、「大丈夫」という壁を作ることでなんとか成り立っていたんでしょうね…
「死にたくないです…」と本当の感情が泣き声に混じり、
カリナにばれないようにブルブル震える拳を握り、「…そうだね」と答えるミリアン。
「なぜ…私だけ…」
願いは本当に、なにもなかったのに、と。
その話をただ聞くことしか出来ないミリアン。
この感情をどうやって隠してきたのか。どんな気持ちで笑っていたのか。
死ぬのは仕方ないことだと自らを慰めながら。
何を言えば良いのかわからないミリアンです…
好きです。
息を飲むミリアン。
好きでごめんなさい…
ミリアンが望んでいた彼女の告白。
しかし、同時に世の中のどんな告白よりも最も悲しい告白でした。
…もう、言葉が出てきません…。
ずーっと、周囲だけではなく自分自身もだましてきたカリナ。
「大丈夫」って、大丈夫なわけがないんですよね…
望むことは何もない。ただ生きたいだけなのに、それすら自分には許されない。
家族からの愛を望んでも得ることは出来ず、自分にはなにもない。
ミリアンの愛を本当は望みたいけど、自分には見返りにあげれるものもない。
一緒にいてと言われて、肯ける時間すら無い。
ああああ〜〜〜〜、もう言葉にならずこの回を読んでずっと泣いてました。
愛されることに見返りが必要だと思っているカリナにとって、
奇跡で手助けすることをミリアンに拒否されていたのは、実は辛いことだったのかもしれないですね…カリナにただそばにいてほしいからという、ミリアンの気持ちが伝わっていれば良いなぁ。
そばに居なくても良い。自分がそばにいるから。
ミリアンの言葉って、なんでいつもこうストレートに心に刺さるのかなぁ〜。
絶対ミリアンから逃げるとか無理でしょう。
逃げれば逃げただけ、腕の中に閉じ込めて…ん?それもありか?笑
初めて感情を爆発させたカリナは、ついに自分の気持をミリアンに伝えます。
伝えると言うか、もう溢れ出てきたというか…
好きでごめんなさい、という言葉がとにかく切ないです。
次回の話の流れはどうなるのかな…
とりあえず、ティッシュ箱で用意しときます!!!涙
お読みいただきありがとうございます…!!
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