ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆
「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。
!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。
140話 感想です☆
※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。
最後の夜
目を開けるカリナ。
名を呼ばれ、信じられないように自分を見るミリアンに、笑いかけるカリナです。
カリナの目は、黄金色の目をしていました。
月の光が降り注ぐ夜。
これが自分の最後の時で有ることを悟るカリナです…。
ミリアンの頬を抱きしめるカリナ。
ミリアン、愛しています。
この世に生まれて、初めてあなたを愛し生きたいと思うようになった。
ミリアンは唯一無二の人。
人生が楽しい事も朝目覚めるだけで幸せな事も全てあなたが教えてくれた。
私も同じだ。君がいて退屈な人生が楽しくなった。
だから、いなくなるような事を言わないで。
最後の挨拶のような言葉に慌てて答えるミリアン…。
カリナの望みが叶いましたね…。
ミリアンに伝えたいことを伝えるために。
嘘をついてしまったことを謝るカリナです。
大丈夫だと答えるミリアン。
カリナが何千回嘘をついても関係ないのです。
あります。実は、明日の朝に会えないと思います。
…いや、大丈夫だと思う。
無理やり笑って首を振るミリアン…。
切なすぎるカリナの告白ですね…。
もうさ、それなら嘘ついたままじゃダメ…!?号泣
カリナの口からそんな言葉聞きたくないよ…。涙
うまく行けば目を覚ますかもしれないけれど、そうでなければあなたに嘘をついたのが最後になりそうでした。
…あなたは、大丈夫だと思う。
そうなることを願っています。
急いでカリナを抱きしめるミリアン。
ミリアンにキスをするカリナ。その軽いキスに驚くミリアンです…。
カリナ…そんなこと言わないで。
そう、泣きそうになるミリアン。
言いたいことがあったのに、時間が足りません。
カリナ腕から力が抜け…。
ミリアン、私…少しだけ寝ます。
ゆっくりと目を閉じるカリナ。
やめろ!と大声を出しそうになるミリアンは、自制するために口を噛み締めます…。
ええ…!?カリナ…!?震
何度目の朝でも
カリナをベッドに寝かせ、髪をなでおろすミリアン。
そうだね、おやすみ。
朝、会おう…。待ってるよ。
何回目の朝でも構わない。
力の入らないカリナは苦笑いします。
答える力もなく、前も見えない…。ミリアンの声も遠ざかり…。
ゆっくりでもいいから、戻ってきてね。
カリナの首が横に落ち…。
カリナの全てが止まりました。
行くなとは言えなかったミリアン。
誰よりも行きたくないのはカリナだから。
最後まで、助けてくれと言わなかったカリナ。
失敗した時、ミリアンやフェリオールが、罪悪感に苛まれないように。
君が泣かないから…私が泣くしかないじゃないか。
ミリアンの目から涙が流れ、ベッドを濡らします…。
行くなと叫ぶ相手も、ぬくもりを求めて抱きしめる相手ももういません。
予想より早く訪れたカリナの死。
多彩だったミリアンの世の中が、あっという間に白黒に変わるのでした。
嘘で終わらないために、目を覚ましたカリナ。
まさか、ここでカリナの死が訪れるなんて…。涙
カリナ・レオポルド
「カリナ・レオポルド」の死。
北部と首都、南部まで伝わった彼女の死。
南部に着く前に知らせを受けたレオポルド伯爵。
インフリックはそれを否定し、北部に戻ろうとしますが、ミリアンのつけた護衛に馬車に戻されました。
南部では伯爵夫人が失神し、双子は泣き崩れました。
社交界にも彼女の死のニュースが広がり…カリナの望む通りになりました。
「カリナ・レオポルド」は存在しない人になったのでした…。
それから主治医のノクターンの事故の知らせ。
南部に戻る際に盗賊の襲撃を受け、死を迎えたと…。
かなり悲惨な現場だったらしく…葬儀が出来ないほど。
衝撃を受け数日寝込んだウィンストン。
それはね…一応息子同然の存在でしたからね…。
葬儀はウィンストンが直接行ったようです。
レオポルド伯爵家は、しばらく家門や領地の経営も立ち行かなくなり…。
世間に知られたのは、この程度でした。
カリナの死も世間にとってはすぐに忘れられる小さな出来事なのでしょう。
ミリアンたちの気持は…気になります。
最後の言葉をミリアンに伝えるために目覚めたカリナ。
でも、その言葉は限りなく悲しいものでした。
そして、訪れたカリナの死…。
もう…言葉が出ません。
残り4話。
お読みいただきありがとうございました…!!!
コメント
アップありがとうございます。カリナ亡くなってしまいましたね。最期にミリアンへ挨拶が出来て良かったです。私も泣いてます
ゆくゆママさん、コメントありがとうございます✨
本当に、涙無くしては読めません…
カリナの想い、ミリアンの想いがどのように交差していくのでしょう。
残りわずかですね😭