121話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

121話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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バルナンへ?

中部の王に勝利したジェスター。
指揮官を失い、制圧されたグンター軍。

ですが、ジェスターの目的は人質となったカシアの救出のため…
喜ぶことも出来ないジェスターです。
むしろ、何も問題解決出来てない状況ですね。汗

どうやら、バルナン子爵は、カシアを連れて別のルートでバルナンに戻ろうと考えたようで…。
唯一確実なその事実をもとに、バルナンへの進軍を命じるジェスターです。

バルナンに行こうとしていますか?とジェスターに問いかける、謎の老婆。
男爵夫人からの会いたいという要請を受け、グレゼに来たと自己紹介するユニス。

夫人が人質に取られたと聞き手伝いに来たが、ここに男爵夫人は居ないのですね…と。

二人とも、バルナン子爵はカシアを連れて直線経路で回軍すると思っていたようです。
混乱しているジェスターは震える息を飲み込みます。
とにかく早くバルナンへ向かわなければと。

戦場とは打って変わったジェスターの様子に、落ち着くように伝えるユニス。

グレゼで聞いた情報では、バルナン子爵の望みはグレゼ軍の退軍。
夫人に手を出せば交渉は決裂するので、むやみに接することはないだろうと。

それはジェスターももちろんわかっているんでしょうけど…。
でも、カシアを思うと落ち着いて居られないジェスターは、
ユニスの話も受け入れずバルナンに向かおうとします…。

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交渉の行方

男爵夫人を奪われた時点でもう遅いと言うことがわかりませんか?
そう言ってジェスターを引き止めるユニス。

人質となったカシアの為に、占領した土地をそのまま返してくるつもりなのか
ジェスターに問うユニス。
他に方法はあるのかと目を細めるジェスター…。

結果的に自分の存在が重荷となり、夫人の心は粉々になるだろうと、ユニス。
最初から自分のせいだった。攻め込む敵だけを防ぎ、妻のそばにいるべきだった…と自分を責めるジェスターは、顔を覆います。

確かに、バルナン子爵へ領地を返せばカシアは無事に帰ってくるかもしれませんが…
自分が足かせとなった事実は、カシアにとって耐えきれないものでしょうね…。
でも他になにか方法ってありますかね?汗

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ユニスの提案

今にも泣きそうなジェスターにうんざりするユニス。笑
彼の気を引き締めるために足を踏み鳴らします。
さすがカシアの娘よ…

男爵様!!
私が手伝うことができると思う。
男爵夫人の場所は把握出来ないが、夫人のいることろに瞬間的に移動する魔法は使えるから。

ただし魔力石の助けが必要、と2つの石を取り出すユニス。
軍隊を移動することも出来ない。移動できるのは一人だけ。

助けてくださいと叫ぶジェスター。
それなら自分を移動させてほしいと。

そんなジェスターを睨むユニスです。
犬死するのか。
軍隊もなく一人でバルナンに向かえば、その場で子爵と軍に剣を抜かれるだろうと。

確かに…さすがのジェスターもグレゼ軍なしにたった一人でバルナン入りするのは無謀以外の何物でもない…。汗

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消えゆく力

バルナン子爵の元から、魔法で男爵夫人を移動させるというユニス。
ただし、限度があり、遠くに移動するわけではないが、どこに移動させるかはわからない。

ユニスの予想では…指差した先は、遠くに見える深い山勢。

日が暮れれば獣の危険もある険しい山に、驚き声を上げるジェスターです。

しかも、カシアの後すぐにジェスターを同じ場所に移せるわけではなく…
30分〜1時間は魔力充電の時間が必要だと言うユニス。

それならば、夜が明けて今よりは安全な状況で…と願うジェスターですが…
ユニスには時間が残されていません。

レミエルから能力を譲られ、全能の魔法を駆使出来たユニス。
でも、記憶が少しずつ返され、レミエルに対する信頼が消え始めた頃からその力は弱まり…
今も力が徐々に減っているのを感じているのでした。

だから、一刻も早く魔法でカシアを助けたいんですね…。
記憶とともに信頼を失っていくレミエル様…ちょっと可哀相だな…。汗

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ユニスの真意

今でなければ機会がない。
夫人に魔法を使った後、できるだけ早く男爵を送るので、夫人を助けてグレゼに戻るように。

説得の時間も惜しいユニス。
今からグレゼ城に戻り、夫人の移動のために準備をしなければならないと伝えます。
会ったこともない夫人を移動魔法の対象に設定するために、夫人の長く持っている洋服などが必要だと…。

その言葉を聞いたジェスター。
急いで胸甲から大きなペンダントを取り出します。
その中には、カシアの肖像画と銀色の髪が一房…。

わざわざ戦場に重いペンダントを下げて出征するジェスター。笑

面食らうユニスですが、これ幸いと
魔法を発動するためにレミエルの顔を思い出します。
信頼を無理にでも思い起こさなければならない。
「レミエル様、あなたの卑しい信者にどうか力を…」

その祈りに、ちょっと待って、と割り込むジェスター。
とにかくカシアが心配で頭をかきむしるジェスターです…。
とても危険だと思うし、バルナン子爵のそばにいるほうが安全ではないか。
自分がバルナンに戻って交渉をしたほうが…。


「大丈夫だと思います。私がそう祈っていますから」

 レミエル様を愛さなければと自分を洗脳しながらも、嫌悪感は変えることが出来ず…。
その中でも、自分のすべての神経が自然と叫んでいること。

【お母さんは絶対、無事だろう】
それはユニスの真意。

ユニスの魔力が魔力石に入り、石からは神秘的な青い光が吹き出すのでした…。

ジェスターの思いカシア愛が媒介となり、ユニスの魔法の発動…!!笑
カシアの転生前でも、使い物にならなかった魔力石が使われる瞬間ですね。

☆全体の感想☆

ユニスとジェスターによるカシア奪還作戦…!!
(主にユニス主導)

カシアのことになると、情緒不安定になるジェスター。笑
それを諌めるユニスのやり取りが…
老婆のユニスだけど、父娘の会話だと思うとニヤニヤしちゃいました。笑

レミエルからチート能力を与えられたユニスですが…
記憶とともに、レミエルを信じる思いが薄れ、能力も弱まるという結果に。
レミエル様ちょっと可哀想だな…。笑
ユニス(ルーシー)を愛し、その願いを叶えるために力を与えたわけですが…
その手助けの方法も若干歪んでしまっているので…
ユニスが不信感感じてしまうのも仕方ないのかな。
この二人の今後の関係性も非常に気になりますね。

助けに行くのではなく、カシアをバルナン子爵から離してしまうという逆転の発想による救出作戦。魔法で山に飛ばすという、ちょっと強引な計画ですが…
父娘の計画がどのように進んでいくのか、非常に楽しみです☆

お読みいただきありがとうございます…!
これからも少しずつ感想UPしますので、お付き合いいただけますと幸いです。

コメント

  1. sieben より:

    こんにちは!お忙しい中、更新有難うございます。すもも様のペースで、どうかご無理のありませんように😌🍀
    父娘漫才回でしたね、私の読み間違いじゃなければ、カシアの銀髪を入手した経緯を生真面目に説明し始めたジェスターにルーシーが今それいいから!って感じに鋭く突っ込んでいて、爆笑してしまいました🤣
    ジェスターの重過ぎる愛(笑)のお陰で時間短縮できた訳ですが、それでもとても際どい作戦ですので、ハラハラです😥

    またの更新を楽しみにお待ちしておりますが、ご負担に感じられましたらすみません💦ゆっくり少しずつでも続けて頂ければ…と、一方的で恐縮ですが心から願っております🍀

    • sumomo-chan より:

      siebenさん✨コメントありがとうございます☀️
      そうなんです〜🤣まさに父娘漫才🤣
      カットしたところも補足していただいて嬉しいです😂笑
      siebenさんと、感想のやり取りをしたいと思いながらもなかなか時間が取れず…💦
      できる限り更新していきたいです😊
      これからもよろしくお願いします🌟

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