133話 余命わずかの脇役令嬢【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

133話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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森での殺戮

邸宅の外に出て、一様に驚く面々。

いつもの山脈の中央には巨大な穴が…。
そして正体不明の翼を持った巨大な何かが、上昇下降を繰り返し、何かを噛み締め飲み込んで…。

森に降り注ぐ魔獣や獣の血。遠くでも分かる濃い血の匂い。

うう…地獄絵図…。汗

ミリアンが恐怖を感じたその張本人は、人間には到底相手ができないものです。

ドラゴン…とつぶやくフェリオール。
カリナが先程、ドラゴンを描いていた。
光だけが飛んでいったので、不発だと思っていたが、彼女の残りの生命力をほとんど奪った
、と。

君の土地には、ドラゴンの死体でもあったのか?あるいは長時間眠っていたのか。

フェリオールの問に、カリナを抱いたまま顔を歪めるミリアン。
ドラゴンに関する話は知らない、と返します。

ドラゴンを作ったというより、もともとあったものを蘇らせたのではとフェリオール。
そのドラゴンは森で殺戮行為を続けているようです。

カリナが作ったものならこちらに害は与えないだろう、と。
それよりもカリナが気になるミリアンです。
どんな状態なのか。大丈夫なのか。

息遣いは弱く、脈も心臓の音も不安定。
体は徐々に冷たくなり…。

ああ〜涙。カリナ、生きてる…!!!涙

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最期の奇跡

目の前の奇跡が、おそらく彼女の最期の奇跡だろう、と。

手のひらに顔を埋めるフェリオールです…全てが泡になった気分で…。
そうですよね…。でも、それをカリナが望んだんですよね…涙

今、カリナを助けるためのハロンは手元になく…。
殺戮を繰り返しているドラゴンと対決して、大将ヘルタを倒すというのは無理でしょう。

あのドラゴンもハロンを持っているのでは?とミリアン。
それは自殺行為だろと反問するフェリオールです…。

カリナがせっかく最期の奇跡で大将ヘルタとミリアンが戦わないようにしたのに、ドラゴンと対決って…。ミリアン!汗

じゃあ、どうすれば彼女を生かせるのだ…と哀切な声と歪んだ表情。

今にも膝を付きそうなミリアンに、言葉を失うフェリオールです。
初めて見るミリアンのその表情に、本当に好きなんだ、と思うフェリオール。

方法を探してみる、と…。

フェリオールだってそんな方法聞きたいくらいですよね…。
カリナにはどのくらいの時間が残されているのでしょうか…。
そんな方法、すぐに見つかるの?汗

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邸宅の上から状況を見ていたフェンが急いで駆けつけます。
どうやらドラゴンがこちらに向かってきていると。

顔を上げるミリアン。
カリナをフェリオールに託します。

剣を抜いたミリアンは、領地民についての指示を兵士に出すと、
剣一本持っている自分に苦笑いします。

無力感を感じるミリアンですが…
ハロンがあるなら、かかって行けないこともないと思っているみたいです…。
愛の力すごいな…剣一本で巨大なドラゴンに向かっていけるかもって…。

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古代語

またたく間に領地を超え、城の上を2,3回ぐるぐると回り…
庭園に舞い降りるドラゴン。
しっぽや爪で、城や庭園はごちゃごちゃに…。汗
口からは血が落ち…恐ろしいその姿。

あ、それが私に息を吹き込んだ主人か。
アジダハカはフェリオールが抱いているカリナに目を向けます。

古代語…?とつぶやくフェリオールに、
まさか言語体系が変わったのか、とアジダハカ。

古代語で、その質問に答えるフェリオール。
さすがフェリオール…。古書を読むため古代語に慣れているみたいです。

自分の言葉を聞き取るフェリオールに、満足そうなアジダハカです。

ミリアンが剣を抜き、フェリオールの前に立ちはだかります。(カリナの前にね。笑)
要件がなければ帰れ、と古代語で言い放つミリアン。

主人の念願はこれだった。心配しなくても、君の領地内では何もしないと約束する、とすアジダハカ。

どうやら、魔獣を殺してほしいという願いのなかに、ミリアンを守って欲しいという気持ちが含まれていたみたいです。
それは、守らなければいけないことだと、アジダハカも思っているみたいですね。

どうせまた生まれるが、「森の魔獣」は全て処理した。

その言葉に眉をひそめ、低いため息を付くミリアン。
魔獣を全て殺してしまうと、ハロンを求めることができないという事実に、拳を握りしめるミリアンでした…。

そこかぁ。
やっぱり、こんな状況になっても、ミリアンが考えることは経ったひとつ。カリナを助けることですね。

☆全体の感想☆

殺戮ドラゴン…!!アジダハカ
カリナの望みを叶えるために「森の魔獣」を一掃しました。
大将ヘルタも、もうドラゴンにやられたんですかね…??

こんなあっけなく…。
ハロンはどうなるんでしょうか。

というか、前回カリナ死んじゃったかと思った…。
翻訳間違え?汗
とにかく生きていて良かった…。

ミリアンに怪我をしてほしくないから、ドラゴンの復活という奇跡を起こしたカリナですが…。
この状況でも、カリナを守るためなら、ドラゴンにも向かっていく勢いのミリアン。
愛の力は偉大ですね。

自殺するって言ってるのか?って、フェリオールには突っ込まれてましたけど。

カリナが助かるための方法は何なのでしょうか。
ドラゴンとの会話が始まりましたが…
糸口を見つけることは出来るのでしょうか。

早くカリナの笑顔がみたいです。


お読みいただきありがとうございます…!

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