114話 余命わずかの脇役令嬢【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

114話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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大切な身体

フェリオールがこれから話す方法は、
人に実験したことが無いし、その後何が起こるか分からないやり方のようです。

まぁ、人に実験なんて出来ないでしょうからね〜。
と思ったら、フェリオール、自分で立てたいくつかの仮説は自分自身を使って実験していたようです…!!
自分で人体実験…!?怖!!

私の身体だけ大切で、フェリオールの身体は大事じゃないんですか?と怒るカリナ。
自分のためにしてくれているのは嬉しいけど、フェリオールの犠牲の上に作られるのはイヤです…と。

もうやらない、と約束するフェリオールです。
いや、必要があれば彼はやるね…!笑

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ハロンがもたらす効果

実験した中で、創造者に適応したものが一つだけあった、とフェリオール。
ひとつ…!でも、ひとつ存在したんですね…!!

いくつかの仮説と実験を通して、
ハロンを持った魔獣がどのように生まれるのかを推察することが出来た。

…ハロンを持った魔獣は、もともと一度死んだのではないかと思う、とためらいながら話すフェリオール。

ハロンは生命の源泉。

魔獣たちは何かを食べて、ハロンを身体に蓄積させた。
そして、ある程度身体にハロンを蓄積させた魔獣が死ぬと、それは蘇る。

当惑するミリアン。
毎回、死体の山が積もるほど討伐するのに、
魔獣が毎年ほとんど同じ数で戻ってくることを疑問に思ったことは無いか?とフェリオール。

結論。ハロンを持った魔獣は蘇生している。

実際、野生動物にハロンを抱かせ(入れて?)それを殺すと、
その死体は腐らずに一週間後に生きて動いていたらしいです…!!怖!!

しかし、中にはハロンを抱いたまま腐って死んでいくネズミも…。
それを解剖するとハロンは消失していました。
…え〜、それは失敗する可能性もあるって事を意味していますよね…汗

フェリオールの結論が正しければ、ミリアン達が毎年討伐している魔獣は生き返った同じ魔獣ってことでしょうか。
死体はそのまま放置していたのかな〜。死体をきちんと焼却なり何なりすれば魔獣を根本的に一掃できるってことでしょうか…。

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夢のような今

失敗する可能性を示唆したフェリオールに、
ふざけているのか、と掴みかかるミリアン。
冗談に見えるのか、と返すフェリオールです…。

声をかけるカリナ…
ミリアンの手がフェリオールから離れ、拳を握るフェリオール。
フェリオール、失敗する可能性がある方法しか見つけられなかった事を、申し訳なく思っているんでしょうね…涙

フェリオールが最善を尽くしてくれたのに、どうして頭を下げるんですか?
とフェリオールの頬をつかんで顔を上げさせるカリナ。
「フェリオールが最善を尽くして頑張った」こと、カリナも知っているんですよね…!!

私は大丈夫です。でも、その方法は少し悩んでみます、と。
失敗すれば、私はそこで終わりでしょう?と。

答えられないフェリオール…

私はウィンストンやフェリオール、ミリアン、北部の人に会えて幸せな人生を生きています。
優しさを知り、尊重を知り、まともな大人に会って友達も出来た、と。
いまが幸せで夢のようで、フェリオールの仮説に挑戦する自信がない、と。

理解している、とフェリオール。
危険性をフェリオールもわかっていることですからね…でも伝えなきゃと思って伝えたんだよ〜涙
もっとフェリオールを褒めてあげたいよ。

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ハロンの等級

静寂が続きます。
カリナを後ろから抱き寄せるミリアン。
いつまであいつの頬をつかんでいるの?手が汚れる、と。笑

君より綺麗だ。
私は毎日洗ってる。
私は朝夕に洗う。
…本当に幼稚な攻防ですが、雰囲気が和らぎます。涙

そしてもう一つ。
研究の結果、ハロンにも等級があったというフェリオール。

カリナのブレスレットを作ったのが3等級。
これが2等級、とフェリオールが取り出したハロンは純度の高い宝石のように見えるものでした。
そしてこれが1等級。
それは文字通り宝石で、多彩に輝く美しいものでした。


「冬の終わり」でたまに見られる現象、オーロラのようだ、と言うミリアン。

目を輝かせるカリナです。
絵に残したいって思っています…汗

すごく小さいそれは、ハロンがないと思って捨てようとした魔獣から運良く発見したようです。

カリナを膝に座らせたままため息を付くミリアン。
そんなミリアンの髪を撫でるカリナ。
(ねぇ、フェリオールの前でイチャイチャしないで!涙)

そして、これよりももっと小さい1等級のハロンがもう一つあった。
それを抱いた動物は20回以上蘇生した、とフェリオール。

人間にこの方法を使うのならば、遥かに大きな1等級のハロンが必要だ、と。

大きければ大きいほど良い、と言うフェリオール。
でも、大量に討伐した魔獣からやっと極小のものが2つ取れだだけなので、存在するかも疑問ではある、と。

もしそれを持ってきて、理論通りに成功すれば?と問うミリアンです。

それほど甘い話もないだろう、と息苦しそうに唇を開くフェリオール。

カリナは元気になるだろう。
ハロンが芸術病の進行も防いでくれるから、今のように苦しいことも無いだろう

☆全体の感想☆

う〜〜〜ん、活路が見えました。
でも、フェリオ−ルとウィンストンが悩んだように、手放しで喜べる方法ではありませんね…

失敗し、死んでいったネズミと同様の経過をたどったら…?
と恐怖でしかありません。
でも、何らかの方法を取らなければ、カリナはこのまま死にゆく運命です。
難しいですね。

魔獣がハロン効果で生き返っている?!なんて衝撃な研究結果ですが…
元気なカリナが見たいですね。

それにしても、最近不憫すぎるフェルオールに感情移入しすぎて…
2人のイチャイチャに初めてイラッとしちゃったすももです。笑
フェリオールに報われて欲しいよ〜。

もちろん、ミリアンが討伐してきた魔獣で得た研究結果ですけどね?
フェリオールめちゃ頑張ってるよ?涙

お読みいただきありがとうございます…!!

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