111話 余命わずかの脇役令嬢【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

111話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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重圧

フェリオ−ルとウィンストン。彼らは2ヶ月の研究でかなり打ち解けたようです。

創造者であるカリナを生かす方法がどうしても見つからないと…
絶望的な表情のフェリオールを心配するウィンストンです。

他の芸術病の治療法は見つけたようですが…創造者には全く効果が無いんですね。涙

カリナが死んだらどうする?時間内に方法が見つからなかたらどうしよう、と焦っているフェリオールです…
ミリアンは一生自分の顔を見ないだろう、カリナも約束を守れなかったと恨むかも、と。
肩が重くて窒息しそうだというフェリオール。

フェリオールの研究全てにカリナの生命がかかっている状況ですからね…かなりの重圧でしょうし、すでに時間が残されていない中、研究結果も思わしくないとなれば…涙。

フェリオールが熱心だったのを誰もが知っている、と慰めるウィンストンです。
決して退けないのであれば、歯を食いしばってもがきながらも前に進まなければ、というウィンストン。
最後まで努力して失敗したのと、途中で諦めたのは違うとフェリオールも知っています。

もちろん、1人の時はそうしなければならない。
でも、フェリオールには自分も公爵(ミリアン)もいる。獣を持ってくるヘルタもいるじゃないですか。とウィンストン。


なんとヘルタ、獣(野生動物のことですかね)をつかまえてはフェリオールのテントの前に投げていくそうです。笑
ちょっと可愛い^^

ハロンを管理しているから餌が欲しくてしているんだろうと言いながらも、そのヘルタの様子を考えて笑うフェリオール。
そんなフェリオールに微笑むウィンストンです…!!
良い関係性!!!

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可能性

緊張しないで。一息ついたらまた別のものが見えますよ、と。

実は一つ、可能性のある方法がある、とフェリオール。
実験でもうまくいった方法のようです。
その方法をウィンストンに話しますが…

明るい表情ではないウィンストンです。
カリナにためそう!!って感じの方法では無いってことですね〜きっと。

ミリアンに話すと良いとウィンストン。
狂って暴れるんじゃないか?とフェリオール。(え?)

それともカリナに話すか…
でも、フェリオールはカリナに話すのが怖いようです。
しかも、カリナが狂気に飲まれてフェリオールを傷つけたあとから、まともに目を合わせられないようで…正気に戻ったあとのカリナの申し訳ない罪悪感で一杯の目を見れなかったんですね…

申し訳ないと思ってるだろうから、後で話すようにと簡単そうに言うウィンストン。
年を取ると怖いと思ったことが本当はなんでもなかったことに気付くのです、と

若い頃にやってみたら良かったこと、怖くて出来なかったこと…今しようとすれば難しくないと。
一歩踏み出すことで戻せることを、怖いという理由で迷わないでほしい、と。

ウィンストンの言葉が、フェリオールの心に響くのでした…

自分は若くないような事を言うウィンストンに、
そんな事を言わないで長く傍にいてくれ、というフェリオール。
2人はお互いを見つめたまま笑い出すのでした…

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北部へと

一方、南部では…
レオポルド伯爵とインフリックがカリナを連れ戻しに、直接北部へ向かうようです。

家主と後継者が揃って2ヶ月ほど居なくなるという状況が心配な伯爵夫人
皇帝陛下に頼んで公爵に圧力をかけたほうがいいのでは?と。

なんと、実際すでに皇帝に頼んだ伯爵ですが、北部の公爵家と余計な問題を生じさせたくない皇帝に「婚約状態の男女の問題に介入できない」と言われたそうです。
そりゃそうでしょ〜。魔獣を毎年討伐してくれる「公爵」に、「伯爵」に言われたからって何かできるわけがない…

アベリアの主治医を別に雇って、ノクターンも一緒に行くことに…。
え?何の役にもたたないノクターンはいかなくて良くない?

心配する婦人に、必ずいかなければならない、とインフリック。
インフリックは比較的まともです。

夫人も、伯爵と全く一緒です。
カリナの心配なんてしてないんですよね。
「芸術病」を調べたけど、命に別状はないというから、カリナが怒って余計なことを言ったのでは…という夫人と、同意する伯爵です…。怒
「絵を描かせないようにすれば良いのではないか」と。

根本的な問題に誰一人向き合っていない言葉に息を呑むインフリックです…

そんな簡単なことなら、なぜカリナがそうしなかったのか?と思っています。
うん、普通そう考えるよね。まともだ。

騎士が剣を手放せないように、彼女も手放すことが出来ないのだ、と思うインフリックでした…

☆全体の感想☆

フェリオールとウィンストン。
公爵と平民という身分差ながら、カリナを救うという目標に向かう中でかなり親密になったようですね…!!
重圧を背負ったフェリオールに、ウィンストンが居てくれて本当に良かった。

フェリオールが有能すぎて忘れがちだけど、まだ26歳ですからね…
1人の、しかも好意を寄せる女の子の命を背負うって、無理じゃない???

ウィンストン大好きなので、こんなに重要人物だったことが嬉しいです^^

そして、レオポルド伯爵がついに北部に来るようですね…
もうやめて〜。カリナの余命でみんながこんなに疲弊してるところに来ないで欲しい。
インフリックはまともだけど…
今彼が謝罪しても、自分が楽になるための自己満足でしか無いと思うんですよね…
もう、カリナをそっとしてあげてほしいです。

フェリオールが言う「可能性」はどんな方法なんでしょうか。
次回、明らかになるのかな〜。まだ先かなぁ〜。

恐くもあり、楽しみでもあり…です!

お読みいただきありがとうございます…!!

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