ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆
「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。
!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。
106話 感想です☆
※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。
カリナが持っていったもの
カリナは全てのものを置き、金貨2枚だけ持って出ていったようです…。
ボロボロのかばんと、令嬢とは思えない格好で旅していましたよね〜。
カリナはそれほど長く旅をすると思っていなかったからだろう、とレオポルド伯爵。
過ちを認めようとしない父にため息を吐くインフリック。
伯爵、カリナが泣き出したら手を上げて叱っていたようで…
実際叩いたことは無いようですが…それは子供にとってどんなに恐ろしいことか。
叩いたことがないから問題はない、と本気で伯爵は思っているようです。
この人と話しているインフリックがちょっと不憫になる…
伯爵夫人はカリナが何かを望めば、他の子を盾にしたり追い出すと脅かしたそうです。
そして、それを知っていながら知らんふりをしたインフリック。
当時幼かった彼は、カリナが悪いことをしたから両親が怒っていると思っていたようですが…そうではなかったことに、今になって気付くのでした。
父のせいにしようと言うのではなく、(知らないふりをした)自分も二人と変わらない。
ただ、認めようということです。とインフリック…
カリナに悪いことをしたということを。
インフリック…手紙を読んで、自分の行動を悔いる事が出来るまともな人ではあったみたいです。
小さい頃は、親が全てだから彼らが悪いと言えばそう思い込むのは仕方ないことではありますね…
描かれた感情
いつの間にか二人が絵を見る順番が来ていました。
それは、レオポルド邸の庭園が描かれた絵でした。
邸宅の隅の部屋、カリナの部屋の窓から見える庭園が描かれた絵。
二人もそれを見て、カリナの作品だと気付いたようですね。
その絵の構図は、カリナが去った直後に彼女の部屋で発見した未完成の絵と似ていました。
明るくて幸せな光景のはずなのに、心臓が締め付けられるインフリック。
丘の木の下に、何かが描いてあることに気付き、注視し…絶望を感じます。
外で絵について話す二人。
レオポルド伯爵は、オークションの主催者について調べなければと焦ります。
家を忘れていなくてよかったとか…会って話さなければとか、どうでもいいこと話してます。
丘に描かれたものを見ましたか、と話すインフリック。
それは、「私達でした」と。
なぜインフリックが絶望的な表情をするのかわからない伯爵です。
それが意味する事は…
家族が丘で楽しい時間を過ごしていた時、カリナは1人で部屋にいたということ。
絵から感じられる寂しさはカリナのものでした。
隅っこの部屋で、明るい庭園で楽しそうにする自分以外の家族を見ているカリナを想像するだけで…胸が苦しいです。
当事者のインフリックの絶望感は計り知れないでしょうね…自分たちの行動全てがカリナを苦しめていたんですから。
絵を見てなにも感じませんでしたか?というインフリックに、
とても上手で、あの子にそんな才能があったなんて、子どもたち皆優れていて嬉しい、と返す伯爵…
いやいやいやいや!あほなの?
もうここまで来るとインフリック可哀想ですが…
話しても話しても、全てを認めず理解してくれない気持ちを、カリナはずーーーーーっと感じていたんですよね。
絵を見た瞬間、まるで世の中に一人になった気分だった、とインフリック。
どうしてしきりに目をそらそうとするのか?という言葉に、静かになる伯爵…。
結局、理解出来ないような伯爵ですが…
このような事態まで何も出来ないのは申し訳ないと思う。絵に関してはよくわからない、と。
唇を噛みしめるインフリック…父としてはこれが最善だろうと思ったようです。
もう諦めた感じ?
できるだけ早くカリナに会って連れて来ましょう、というインフリックの言葉に同意する伯爵。
二人は邸宅に戻るのでした。
後悔
森に入って2週間がたちました。カリナとミリアンのターンです☆
テントに入ってきたミリアンは自然とカリナを抱きしめます…。
食事をしたか確認すると、ミリアンを待っていたというカリナ。
今日も君に会いたかったというミリアン。
これはもう…お仕事から帰ってきた新婚さんじゃないですか…
フェリオ−ルと絵を描いていたというカリナ。
フェリオール、首都から奇跡を起こす彫刻家を連れてきた(連れてくる?)ようです。
遠距離移動が可能な奇跡のようです。
彫刻でどんな移動をする奇跡なんでしょう。
この世界、他にどんな奇跡があるのかカルロス家の記録を読んでみたいです^^
石鹸の香りがするミリアン。
食事を持って来るようにすでに頼んでいたようです。
自然にカリナの首筋や唇にキスをするミリアン…
そして、そのキスに応えようとするカリナ。
そのタイミングで食事を持ってきた執事のフェンがテントの外で声をかけます。笑
さっと、ミリアンから離れるカリナ。笑
イライラするミリアンでした。笑
もう新婚家庭のそれじゃないですか…!!
でも前回の終わりからの落差がありすぎて混乱です。笑
レオポルド伯爵がカリナの才能を幼い頃に知っていれば、
カリナは両親に愛されることが出来たんでしょうか。
両親が少しでも向き合ってくれていれば、カリナは両親を奇跡で創造することもなく、今も元気でミリアンの婚約者としていられたのでしょうか…
でも両親に喜んでもらうために結局奇跡をたくさんおこして芸術病になってしまうのか…
たらればですが…手の施しようのない現状を少しは変えられたのではと思ってしまいます…
いずれにせよレオポルド伯爵をみていると、この家にいる限り、カリナは幸せになれなかっただろうと思いますね…ホントどうしようもない父親だ…。
ミリアンとカリナのターンですが…
前回のミリアンの告白とかもろもろどこ行った?というくらい、幸せそうな二人です。
自然と抱きしめるしキスするし…漫画で見たらニヤニヤしちゃいそう。笑
カリナとの時間を邪魔されてイライラミリアン。
奇跡を使う新たな芸術家も現れそうで、楽しみですね!!
そろそろフェリオールに会いたいすももです。笑
お読みいただきありがとうございます…!!
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