105話 余命わずかの脇役令嬢【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

105話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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愛しているという言葉

ミリアンの言葉には格好良さなんてありませんでした。
愛しているという言葉も、こんなところで粗雑に言うつもりはなかったようですが…

カリナを捕まえておく手段がないミリアン。
また棘のある甲冑を一つずつ拾ってしまおうとするカリナを止めることが出来ませんでした…

もうどうしようもなくなって、取り繕うこともできなくなったミリアン。
でも、その言葉こそ、彼の本当の気持ちで…カリナにも伝わるのではないでしょうか…!

ミリアンを抱きしめるカリナの目に溜まった涙は落ちることはなく…
力いっぱい抱きしめるカリナから、答えは最後まで返っては来ませんでした…

えぇ…一度さらけ出した心をまた閉ざしちゃったの??汗

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「カリナ」

そしてなんとここでレオポルド伯爵のターン…(えぇ〜)
首都で奇妙な噂が流れているというインフリックに眉をひそめる伯爵です。

カリナの手紙は、双子以外の家族全員が見たようです。
伯爵夫人は寝込み、涙を流し、食欲も失い…。
正直今更?って感じです。

首都を賑わせる有名な画家の名前が「カリナ」という名前だというインフリック。

ついに…!伯爵家にも「カリナ」の名が…っ!!

手紙でカリナが言っていた通りだ、というインフリックに対して、
同名かもしれない、その考えは飛躍しすぎだと言うレオポルド伯爵。

そのような態度が、彼女を遠ざけた事をまだわかっていないようだ、と父を見るインフリック。
インフリックはカリナの手紙を読んで思うところがあったみたいですね…。今更ですけど。

カリナをこのまま公爵に任せておくつもりなのか!?と言うインフリック。
彼は、カリナの事を心配して、医療の乏しい北部ではなく首都で治療をするべきだと思っているようです。
これまた今更ですけど。

「カリナ」は本当にあの子なのか、と考える伯爵。
手紙をもらってから、北部に入る手段を調べていた伯爵…
カリナを返してもらうために皇帝陛下にまで接見を要請しているらしく…

カリナを「返してもらう」って、カリナはものじゃないし…
手紙で伝えたカリナの気持ちは無視で、皇帝陛下に接見って…他にやること思いつかないのこの人?

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後悔

誰かが競り落としたという、噂になっている絵を見に行くことにした二人。

絵が飾られたのは首都の大きな銀行でした。
平民用の銀行に飾られた絵を一目見るため、凄い人が集まっていました。

その状況に驚くレオポルド伯爵。
競売にかけられた10点のカリナの絵は、とても有名になり、価格も天井知らず!
フェリオールがバッチリやってくれたんですね〜!!嬉しい!!

貴族の自分も列に並ばなくてはならないことに、ため息を吐く伯爵…
これほど有名な画家が、カリナだとは思えないと言います。
カリナの絵は、カルロス公爵も認めたといっていたじゃないか、と返すインフリック。
興味深いとだけは言っていた。絵を習ったことがないカリナがどんな絵を描くというのか。
時間の無駄だから、もう帰ろうというレオポルド伯爵です…

どんだけクズなんだ…。

そんな父親に、「またミスを犯すのか」というインフリックです。
いつも「大丈夫」と言っていた子に、自分から絶縁までさせたのはうちの家族だ、と。

カリナが家を出たと聞いて、かなり後悔したインフリック…
優しい一言を、もっと違う事を言ってあげればよかったと。
何度彼女に背を向けたのか…数え切れないほどでした。

いつからか無表情になったカリナ。
それが心を閉ざした過程とは思いもよらなかったインフリックです。

彼は家族だから何でも許されると思ったみたいですが…
今感じているその後悔や、カリナのために動こうとする優しさを、
少しでも向けてくれていたらなにか違っていたかもしれないのに…涙

カリナが「主人公」だった世界は、家族の中には本当にありませんでした…
誕生日でさえ他の家族の予定があり、絵を描くと言う話も聞き流され。
贈り物ですら用意したことがありませんでした。

その積み重ねをようやく悟ったインフリックでした…

線を引いてしまったカリナ。
自分を死んだ人と思ってほしいと書いた文に、疑問を感じたインフリック。
彼女は、自分自身の事を一体何だと思っていたのだろう、と。

きっと、家族の中の「脇役」だと思っていたんでしょうね…。

カリナの手紙に間違いは無い。父も母も私も…とても無関心でした、とインフリック。
その言葉に、何が無関心だったのかと、激高する伯爵。
周りを見て慌てて口をつぐみます。(こんなときも周りの目が気になるんですね)

一体どこが無関心だったのか、と問う伯爵。
対話を望めば対話をしただろう。衣食住も小遣いも十分だった、と。

カリナは、その小遣いを持って行ったんですか?と返すインフリックでした…

☆全体の感想☆

自らをさらけ出し、カリナを全身で引き止めるミリアンですが…
カリナにどの程度伝わったのか…もうわかりません。涙

そして、伯爵のターン。
う〜ん。この人、いつかは後悔する時が来るんだろうなぁなんて思ってましたけど…
来るか?これ…汗

インフリックがせめてまともでちょっとホッとしました。
でも、ほんとに今更ですけど。
カリナの現状を知れば、彼は一生、この後悔の中で生きていくことになるでしょう。

しかし、伯爵にも伯爵夫人にもイライラしかない…
これ、次回もレオポルド伯爵のターンですね。
怒りでモヤモヤして苦しいです…!!!

お読みいただきありがとうございます…!!

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