104話 余命わずかの脇役令嬢【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

104話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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苛立ち

カリナは、泣きつかれて気絶するように眠ってしまったようです…
ミリアンはカリナを胸に抱き駐屯地に戻ると、テントの中のベッドにカリナを寝かせます。

カリナの額にキスをして、外に出たミリアン。
かなり殺気立っています…騎士達可哀想。汗

駐屯地から少し遠ざかり、森の奥で煙草を咥えるミリアン(鎮静剤が入っているというアレですね)
今にも魔獣の群れに向かっていきそうなほどイライラしています…

結局前回のあと、カリナは泣いてしまってまともに対話は出来なかったようで…
なだめればなだめるほど悲しく泣くカリナ…切ないです。

木を拳で何度も叩くミリアン。
血が滲んでも叩き続けます…。
何をしても、もどかしい感情が消えません。

それでも、煙草で少し落ち着いたミリアンは、再びテントに向かいます。

駐屯地にはもう後発隊が到着したみたいです。
フェリオールや、ウィンストンも到着したのでしょうか〜。

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心臓の痛み

カリナになんと言えば良いのか、悩んで足を止めるミリアン。

誰かにとっては当たり前の願い。
ただ死にたくない。 好きでごめんなさい。
それをかろうじて絞り出した彼女になんと言えば良いのか、と。

テントに入ると、カリナは起きてベッドに腰掛けていました。
目を細めて、ミリアンが来なくて心配したと笑います。
君をおいてどこに行くの。と返すミリアン。

血が出た拳をカリナに見られたら、また心配しちゃうんじゃないの…と焦るすもも。

カリナは、自分が泣きすぎてミリアンをイライラさせたんじゃないかと心配したようです…
さっきの事は余計なことだった。ミリアンに不都合なら全て忘れて大丈夫、と。(え!?)

感情に振り回され、彼女を怖がらせたくない。
でも、その彼女の言葉で心臓が痛いミリアン…生まれてはじめての痛みに目が熱くなります。

またいつものように笑顔で、「泣いたけど、自分は大丈夫」と言うカリナ。

「ミリアンは、同情を勘違いしているというのは本当。だから、私は約束通りに旅立ちます」

まってまって、前回はなんだったの〜涙
また繰り返されるの?汗
大丈夫って言わなくて良いんだよ…そう簡単には変われないのでしょうか…

ミリアンが、私に罪悪感を感じる必要はない。だましたのは私。
恨むのはいいが…
こんな表情をしないでください。

ミリアンの頬を触るカリナに、
自分はどんな表情をしているの?と、ミリアンは問います。

表現が難しいが、それは今にも泣き出しそうな子供のような表情です。
あなたに似合わない表情です。
私が今あなたにそういう感情を感じているということだろう、とミリアン。

カリナはわからず屋だよ…!何度言ってもミリアンの気持ちをわかろうとしないよ〜涙
でも、それはカリナが悪いわけではなく…カリナを取り巻いてきた全てがそうしてしまうんですよね…。ミリアンだって、泣きたいし感情をぶつけたいけど…
カリナが怖がらないように、よく我慢してると思うなぁ…

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口から出る言葉は

やめてください。
あなたこそ、やめてほしい、とミリアン。

私に甘えてくれ。
私に君の心を隠すこと無く見せてくれ。
私を追い出さないで。
…死ぬな。死ぬなカリナ。


うなだれ、自信がなさそうに歪んだ顔のミリアン。

私をあなたのそばにいさせてくれ。
生きたいと言ってくれ。
カリナ、どうか。

あっという間に、たくさんの涙でいっぱいになるカリナの目。
何がそんなにあなたを切なくさせるのか。どうしてそんな表情をするのか、と。

愛している。

テントに入るまで、ミリアンは何を言おうかいろんな事を考えたみたいです。
彼女を懐柔する策も、だめなら脅迫でも…
でも、カリナの前ではその全てが無用となり、ミリアンの心にあった言葉全てが出てきたんでしょう。
ミリアンの口から出た言葉は、考えてきたことではなく、ごちゃごちゃな言葉でした

☆全体の感想☆

もう、正直ちょっとイライラしたんですよ…
なんでこんなにミリアンが言っているのに、わかってくれないのカリナ!?と。
でも、今まで育ってきた環境や残された時間の事を考えると、カリナも簡単にミリアンの言葉を受け入れるのが難しいんでしょうね…

ミリアン…カリナの言葉にもグサグサ傷つき、それでもカリナの事を考えると感情をぶつけることも出来ず。もやもやを煙草で鎮めて。

言いたいことも色々考えていたけど、結局は全部自分の心をさらけ出し、カリナにすがるような姿を見せたミリアン。
自信だってなくなるよ…カリナの病気に関して、ミリアンには出来ることもないし、完全にカリナを理解することも出来ないんだもん…涙

想いを伝え合えば、両思いになって病気の事はさておき、幸せになれると思ってたけど、そんな甘い考えだった自分を殴りたいです。

すがるミリアンへのカリナはどんな反応を返すのでしょうか。
この二人だけだと、悲しくなってくるから…
そろそろ…緩衝材にフェリオールあたり来てくれないかな…汗

お読みいただきありがとうございます…!!

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