96話 余命わずかの脇役令嬢【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

96話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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大丈夫

大丈夫?と問うフェリオールに、…大丈夫と返すカリナです。

でも実際は全く大丈夫ではなく…
痛みは続き、今まで何度自分で死のうと思ったかわからないほどの痛みがカリナを襲っています。
それは誰にも話せないカリナです…。

フェリオールにも、ミリアンにも迷惑をかけて申し訳ないと謝るカリナ。
こうして色んな人を巻き込み、迷惑をかけ、安易に考えていた過去の自分を恨みたくなるカリナです。
…切ない。

ミリアンに大きな罪を犯している。このまま去るのが正しいと思う、と言うカリナ。

そんな事を言わないでと唇を震わせるフェリオールは、結局何も言えませんでした…。

苦しむカリナを見たら、大丈夫なんて慰めも言えないですよね…
何も言えず、何も出来ず…無力感を感じると思います。
あらゆる文献を見ても、創造者の最後は同じものでしょうし…道を見つけると言っても、現状では苦しんでいるカリナ…

フェリオールの言う。「生きようと思って」という言葉も、なかなかカリナにとっては残酷な言葉でもあるのでは…と思います・

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いつから

フェリオール、私は死にます。(このセリフは…!)
発作がひどくなって痛みが強くなって…終りが来るのを感じます。

そうカリナが言った時。

音もなく扉が開き、ミリアンが中に入ってくるのでした…
ついに、この場面につながるんですね…!!!怖い〜!!

慌てて身体を正し、髪を整えるカリナ。
話を聞かれてはいないかと緊張します…
いくら整えても、カリナが発作で苦しんだその姿をミリアンの目から隠すことは出来ませんでした。
店主からすでに話を聞いてますしね…カリナの姿を見て、ミリアンはどう思ったんでしょうか…。

発作があった?とカリナを抱きしめるミリアン。
そんなミリアンの様子から、話は聞かれなかったと安心するカリナです…。

ミリアンは、フェリオールを部屋から出し、カリナと二人になります。
まぁ恐ろしい視線と殺気のこもった声で、カリナに怒りがばれないように、フェリオールを追い出すミリアンです。笑

カリナに会えば、何故だましたのかと怒って追求するだろうと思っていたミリアンですが…
カリナの様子を見て、そんな事は出来なかったようですね。
ただただ優しい、いつもどおりのミリアンです。

いつから一人で息を殺し耐え忍んでいたのか。
生きているのに、死を語る心情はどんなものなのか。
いつからこの恐怖を抱いていたのか…


出会った頃のカリナの言葉から、ここに来た時には全て知っていたのだろうと悟るミリアン。
期限を決めて滞在許可をもらったことや、婚約破棄、最初で最後の旅行、と言っていましたからね…

ウィンストンがわざわざ北部まで来たことも、自分を受け入れない理由も、台風でいたいという言葉も、パズルの完成のように、全てがつながったようです。

自分が情けないと思うミリアン。
そのミリアンの様子を見て、なにかあったの?と問い、ミリアンの髪をなでるカリナ。

ミリアン、カリナに
「今日、私と一緒に寝ない?」と爆弾発言…です!

「君の側で寝たい」と。

カリナはそんなミリアンに驚き、ミリアンの頭を抱きしめます。

何かあったんですね?どうしたんですか?と尋ねるカリナに、

「まぁ、とても悲しい事。」
と答えるミリアンでした…

☆全体の感想☆

結局、ミリアンはカリナに何も問うことが出来ませんでしたね…
真実を知り、今までのカリナの行動や言動が繋がりましたが…
それはあまりにも「とても悲しいこと」でした。

心臓を抑え苦しむ、一歩ずつ死に向かうカリナを抱きしめ…
これから先、ミリアンは何を思いカリナに何を言うのでしょうか。

次回、本来なら神回ですよ…!だって一緒に夜を過ごすんです〜涙
でも、もう怖いです…(ブルブル)

お読みいただき、ありがとうございました…!!

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