ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆
「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。
!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。
75話 感想です☆
※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。
面倒を
…何?と返すミリアンに、
ミリアンがそばにいるとなんとなく安心するというカリナ。
そばにいなくても、ミリアンの邸宅にいれば…安全そうですよ、と。
どうやっても自分を守ってくれそうなミリアン。不都合な目に合えば助けに来てくれるという信頼があります。
もちろんミリアンは面倒だろうけど、と笑うカリナに、
なぜそう思うのか?と問うミリアン。しかし、それは矛盾だと思います。
彼女に堂々と面倒だと言ったのは彼自身で、彼女はそれをまだ覚えているのでしょう。
最初はあきらかに面倒でした。北部の自由奔放さと荒々しい人生を学んだ彼は、誰かの面倒を見るのは嫌でした。特に手間がかかる人ならなおさらです。
その考えは変わらず、フェリオールは面倒だし、貴族の多様な要請には飽きているミリアン。
その中の例外は彼女でした。ある瞬間から無視できなくなり、面倒だとは思わなくなり、ただそばにいる姿が楽しくなりました。
遠くの悪縁に助けを求め、今回の討伐でのハロンはすべて公爵邸の所有だと釘も刺し。其の代わりにいつもより報酬を上げても、それさえ惜しくありませんでした。
訓練をしていれば、大丈夫かと画室を見上げる自分にも気付いたミリアン。
それは一度も経験したことがなく、今も戸惑うほど。
ミリアンと私は、性格がとても違うから、ただ面倒なんじゃないかと思って、とカリナ。
そして、誰が見ても私がミリアンに迷惑をかけている状況でしょう、迷惑じゃないと言えば嘘ですよ、と。
連絡もなく訪れ、勝手に彼の日常に入り込んだカリナ。
ミリアンとしては、仕方のない選択だったはずです。
ミリアンが、面倒だと思っていても仕方ない、と思い笑うカリナ。
面倒ではない。
その言葉に、動きを止めるカリナ。
あなたは面倒ではない。だからいくらでも私を煩わせて。
彼女が望むことがあれば言ってほしい、辛いことがあれば相談してほしい、そうであることを願うミリアン。
私はあなたが嫌いではない。
ミリアンの大きな手がカリナの頭を覆い、カリナはゆっくりと目を閉じ、反射的に手に頬を当てます。
もう慣れたお互いの行動に、二人は黙ってお互いを見つめました。
あなたは私が嫌いなの?とミリアン。
ミリアンを嫌った事は一度もありません、と首を振るカリナ。
そして多分これからも。彼は唯一私が最後まで思い浮かべたい人になるでしょう。
☆自分は面倒だろう、と思うカリナ。もっと自分に沢山頼ってほしいミリアン。
盲信的な信頼
明後日、宴会があるのは知ってるよね?
はい、今日ちょっと外が騒がしかったです。
早く到着した人達がいるが、別宅に部屋を用意したから、多分簡単には会わないだろう。
うなずくカリナ。
ミリアンはにっこり笑って手を伸ばします。反射的に彼の手を握るカリナ。
君はこの手は何、と聞かないでつかまるの?と驚くミリアン。
ミリアンの手じゃないですか。とカリナ。
この盲目的な信頼を一体どうすれば良いのか。
なんだか下腹がズキズキする感じで、ミリアンが思いをはせます。
たまには盲目的に自分を信じる彼女の信頼を裏切りたいという衝動に駆られるミリアン。
こんなにも純粋な目で見上げられるとさらに。
深呼吸するミリアンです。
湖に行こう、とミリアン。
必要なものがあれば持っていこう。絵を描くなら、道具でもいいし。馬車に乗せればいい、と。
輝く目で画室を見回しますが、首を振るカリナ。
スケッチは手帳にしてもいいし、今日はミリアンと二人で行きたい、と。
美しかったら、二度目に行った時に持っていってもいいですか?と、二度目があるという前提でまっすぐにミリアンを見るカリナ。
いつの間にか黄金色が消えた目は日差しに輝く海のように真っ青でした。
そうだ、いつでも。とミリアン。
返事を聞いて表情を明るくするカリナ。
準備してきます。
そうだね、暖かくするのを忘れないで、とミリアン。
がんばります!
素早いその返事に不審な目をしたミリアンはカリナについて部屋に行くのでした。
☆ミリアン…!自分の本能に忠実に!笑
凍らない湖
一頭の馬に乗り移動する二人。
冬が近づいてきましたね、とカリナ。
湖はまだ凍っていないでしょうか?と、波がゆらゆら揺れる湖をみたいカリナです。
その湖は凍らない、というミリアンの言葉に驚くカリナ。
北部の海は凍ることもあるが、その湖は凍らない、とにっこり笑うミリアン。
面白い事を隠しているいたずらっ子の表情です。
話すよりも、直接見たほうが記憶に残るだろう。
あなたは大きな感動を感じるほど、美しい作品を描いていたから、私は君の作品のために黙るよ、と。
フェリオールにもだが、褒められると不思議な気分になるカリナ。
少し恥ずかしくて全身がかゆい感じ。
もう魔獣がほとんど目を覚ました時期だ、とミリアン。
魔獣はなぜ冬に活動するのか、と問うカリナ。
その質問に肩をすくめ、ここは北部だから、冬のほうが活動しやすいのかもしれない、と答えるミリアン。
実際、明らかになったことはなく、推測されている事でした。
不思議ですね、とカリナ。
北部には魔獣と関連した不思議なエピソードが多い。
その中で一番有名なのが「冬の終わり」と呼ばれる「冬の山脈」についてのエピソードだ、と話すミリアンに、カリナは目を輝かせるのでした。
☆ほんとに二人きりででかけたんですね♡
ミリアンに絶対的な信頼をおいているカリナ。
でも、自分の事は面倒なんだろうな、と思っています。
面倒だったけど、今はむしろ面倒をかけてほしいくらいのミリアン。
その気持にまだ自分でも困惑していますね。
もう今すぐにでも両思いになれるのにー…もどかしくて仕方ない涙
漫画では、まだあまり笑っている描写が少ないミリアンが、カリナの前ではニコニコしている姿を早くみたいです。
そして二人きりででかけたカリナとミリアン。
湖というシチュエーションも最高ですし、楽しみです!!!
お読みいただき、ありがとうございました…!!
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