ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆
「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。
!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。
73話 感想です☆
※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。
後悔
予想もしなかったミリアンの言葉に体が固くなるカリナ。
笑ってやり過ごそうとしますが、笑えず心臓の鼓動が早まります。
期待と喜びと少しの熱望、大きな恐怖。
お互いを見つめる二人。
ミリアンは、「どういう事?」と問われるのを待っているようでした。
できるだけ自然になるように、微笑むよう努力するカリナ。
私と同じですね。私もたまに、ぬくもりを感じたいときがあります、と。
その妙に外れた言葉にくらくらするミリアン。
視線を遠くに移したカリナは、これ以上の対話をしたくないと線を引いたようでした。
とにかく、奇跡をできるだけ使わないように…というミリアン。
努力しています、とカリナ。完成せずに筆を置くことがどんなにつらいことでも最善を尽くしています。
カリナ、とミリアン。
ミリアンは、最近後悔していることがある、と言います。
君に初めて会った時、まともに話しかけなかったことを。
あのとき、君をちゃんと知っていれば、今ほど状況は深刻ではなかっただろうから、と。
その時のことをはっきり覚えていたカリナ。
辛い時は度々ミリアンの言葉を思い出しました。強いふりをして耐える時も、平気なふりをする時も。ある瞬間から、ミリアンの言葉は良い支えでした。何をしても、何を考えても免罪符になってくれるようで。
きっとミリアンの事を無意識に考えていたから、この遠い道を来られたのだろう、と思うカリナです。
あの時、私達がお互いに知っていても仕方がなかったはずです、とカリナ。
もちろん、今よりは良かったかもしれません。月に一度でも手紙をやり取りすればまた違ったかもしれません。でも、それ以外の時間は、今までと変わらないはずで、頼るのが記憶の中のミリアンから、手紙のミリアンに変わるだけです。
仕方がないのです、絵を諦めることができなかったから、と。
ミリアンは優しいけど、この事は私が悪かったんです、とカリナ。
あるいは私の家族が間違ったこと、と。
だから、ミリアンが罪悪感を感じる必要はまったくありません。
カリナは首を振ります。ミリアンがそんな顔をする必要はないのです。彼に自分の未熟な感情を知られたくないカリナ。知られれば、大きな波紋を呼ぶに違いありません。ミリアンの足に絡みつくため醜く動くでしょう。
私は今も幸せですよ。
過ぎた過去は後戻り出来ない、だからカリナはこれ以上多くのことを望んでいませんでした。
ミリアンのそばにいるだけで十分でした。
あなたは、本当になにも望んでいない、とミリアン。
ボロボロのカバンひとつでここに来た時も、買い物に行った時も、カリナは何も望みません。
私がどれほど多くの欲を持っているか、ミリアンが知れば驚くでしょう、とカリナ。
きっと驚きすぎて、私に怒るかもしれません、と。
こうしてミリアンのそばに、死ぬと知っていながらもくっついているのが一番の欲でした。
生まれてはじめて、理性を抑えた欲は、他人より自分を思うようになった最初の心です。
あなたに怒ることはない、とミリアン。
さっき怒ったじゃないですか、とカリナ(蝶事件)
それは例外だ、とミリアン。
☆…涙
湖に
最近の痛みはどう?とミリアン。
大丈夫、と返すカリナに、信憑性がないと言い切るミリアンです。
一週間にどれくらい痛みがあったのか?という問いに目をそむけるカリナ。
プライバシーの侵害です。
医師に病気について話すのは侵害ではない。
ミリアンは医師ではありません。
あなたの保護者だ。
成人なのに保護者が必要なんて。
簡単に引き下がらないカリナに、理由があるに違いないと思うミリアン。
隠したいことがある時、口数が多くなるのです。
はっきり言わないと、今日の外出はキャンセルだ、とミリアン。
ビクッと体が動き、…お出かけ?とカリナ。
湖に行こうとしていたというミリアンに、湖を見たことがなく資料を見て今日湖の絵を書き上げたカリナが、
行きたいです!と生き生きと答えます。苦笑するミリアン。
ミリアンは屈んでカリナの鼻先まで顔を近づけます。
鼻先と鼻先が触れ合うような距離を通ってミリアンの唇が耳のそばをかすめました。
ちゃんと答えてくれれば。
耳もとでささやくミリアンに、真っ赤になるカリナ。
びっくりして一歩下がったカリナを見て、困惑するミリアンです。
とても楽しみという表情にだったので、小さないたずらをしたミリアンは、カリナの顔を見て耳たぶが燃え上がります。
口を覆い慌てたように唇を動かしていたミリアンが、やっと、
ごめん、と謝るのでした…
全身がかゆいような気がしてミリアンは顔をゴシゴシ擦るのでした…
☆いたずらの度が過ぎるよ…!!笑
もしカリナが、「どういう事?」と聞いたら、ミリアンはなんと答えたんでしょう…
婚約式でカリナときちんと話をしなかった事を後悔してるミリアン。
この話が、辛い親の生で寿命の短い子が回帰して婚約者と幸せに暮らすという話ならどれだけ良いか…涙
過去に戻ることは出来ないから、「今」を考えているカリナは強いですね。
もっと自分の欲に忠実に、ミリアンが困るくらいにワガママを言ってほしいです…
次回は湖でしょうか〜!
ミリアンは、距離感おかしくなってますね。笑
どんどんおかしくなって0距離目指してほしいです!
お読みいただき、ありがとうございました…!!
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