ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆
「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。
!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。
71話 感想です☆
※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。
執着
このやろう、と自然と悪口が出るフェリオール。
とろけそうな目でカリナを見ていたと叫ぼうとしましたが、あえてそれを自覚させる必要はない、と口を閉じます。
彼が知らなければそのままでいい、と思う、カリナが気に入ったフェリオールです。
病気が治って都に戻るなら、自分の屋敷でも良いと…
カリナの奇跡に魅了されたフェリオール。
フェリオールは、カリナの奇跡を目の前で見た時、彼女を生かすと決めました。
ミリアンの執着もよく知っていたフェリオール。
彼は執着するものは少なくとも、決して手放すことはありません。
彼の剣や、北部の領地のように…
アカデミーで討伐に出た際、盗賊に剣を盗まれたエピソードは、フェリオールも舌を巻くほどでした。
執着するようになれば水も火もいとわないミリアンには、彼自身のためにもカリナを見る目を自覚させないほうがいい、と思うフェリオール。
カリナは期限付きであり、彼女が死の直前に気付いた時、ミリアンがどのように反応するか、フェリオールにも想像出来ません。
なんでもない、と肩をすくめるフェリオール。
ところで、いつから君は外で食事するのが好きになったのか?と問うフェリオールに、
黙るミリアン。
本来なら視察意外に領地に出ることは珍しいだろうだろう、と問われ、
気分転換だ、と冷たい返事を返すミリアンです。
☆執着…もうだいぶ遅い気もしますが…笑
誰か忘れてない?
すみません、おまたせしましたか?と、カリナが応接間にまた現れます。
体調はどうかと問われ、ミリアンの外食するという気が変わるのではと心配になり、
すごく良いです、と素早く答えるカリナ。
もう一枚ショールを羽織るのはどう?外は寒いし体も良くない、と執事に指示するミリアン。
冬用のドレスにもう一枚ショールなんて、と不満げなカリナです。
おかしくないですか?
可愛い
え?
ミリアンの言葉にぽかんとして聞き返すカリナです。自分の耳を手のひらで押さえ、ぼんやりとミリアンを見つめます。
いや…よく似合うということだった。
自分でも困惑して顔を何度も撫でるミリアンが声を低くして言うと、
カリナは目を細めて笑うのでした…
ミリアンがたくさん買ってくれた服でした。
もう出ていけミリアン。カリナは、私のことを忘れてるみたいです。とフェリオール。
そんな事はないと焦って否定するカリナの瞳は当惑しており、確かに忘れていたようです。(大笑)
本当ですか?傷つくところだったじゃないですか、とさりげなく笑い、カリナに近づくフェリオール。
ミリアンは眉を寄せ本能的にフェリオ−ルとカリナの間に自分の体をはさみました。
行くよ、と堂々とカリナの腰を抱え応接間を出るミリアン。
フェリオールは笑いこけてその後を追うのでした。
☆フェリオール…無意識かもだけど完全にキューピッドしちゃってるよ。
戦う姿
走る馬車からの風景を見るカリナは、北部は不毛な地だと思っていたのに…とつぶやきます。来てみなければわからない事が多かったと。
木を切り開発する南部とは違って、北部は自然と共存しているようです。
ミリアンが見せる風景すべてに未練を感じてしまうカリナ。
カリナに出来ることは、目を閉じる瞬間まで思い浮かぶようにと、ただ息を止め目にすべてを入れることだけでした。
来週、城で討伐前、戦勝を祈る宴会が開かれるというミリアン。
各領主が集まり、情報を交わし計画も立てる、と。
各領主の仲が良いことに驚くカリナ。同じ土地に向かい会っている時はなおさら仲良く過ごすことは難しいはずです。
北部では当たり前というように言うミリアン。魔獣討伐という同じ目標があり、北部はお互いに散らばっていても良いものではない、と。
低い、聞きやすい声に熱心にうなずくカリナ。
討伐に出てしまうなんて、時間がもったいない。ミリアンと1分1秒でも一緒にいたかったカリナですが、大義に向かう彼の邪魔もしたくありませんでした。
北部の人間は単純だから、自分より強いと認めればとりあえずの不満はない、魔獣討伐を嫌う領主はいない、というミリアン。
奇跡的にも北部の人々は好戦的で討伐を楽しんでいました。ミリアンもその1人です。
素敵ですね。
…格好いい?
はい、今になって思いますが、ヘルタを追い出す時のミリアン、とても格好良かったです。
窓の外に視線を外し言うカリナ。それは彼女の本心でした。
これまで多くの賛辞を受けてきたミリアンは、ここまで純粋な褒め言葉を聞くのが初めてでした。
思いがけず殴られたような衝撃を受けたミリアンの耳たぶがそっと燃え上がります。
彼もカリナも気付かなかった変化。
暑い、と言い訳のように言って窓を開けるミリアン。
彼を見て苦笑いを飲むフェリオールです。
近頃見ているのが、ここ十年来の親友なのか疑わしいと思うのでした…
☆私がフェリオールならこの馬車にいれないよ…!!
傍からみたら、ただイチャイチャしているだけの二人と、それをみまもる形になっているフェリオール…
フェリオール、色々邪魔している感じでやってますけど…全部二人の仲深めてますよ。笑
どんな時も死の瞬間を考えているカリナですが、この瞬間は彼女の中で本当に幸せな時間でしょうね。
この日常が、ずーーーーっと続いて欲しいです。
お読みいただきありがとうございました…!!
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