70話 余命わずかの脇役令嬢【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

70話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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怖くない

販売ルートはどうだ、色味はどうだ…二人の会話の内容が理解できないミリアン。

最高の値段をもらえるようにします、というフェリオールに、
フェリオールがいてよかった、と感謝を告げるカリナ。
その言葉に、止まるミリアン。

フェリオールはそんなミリアンをちらりと見て、カリナに手を伸ばします。
カリナの頬にそっと触れ…彼女の髪をつかむと…

ドカン!と音がして席を立つミリアン。アクセサリーがあたり、大きく揺れるソファ。

ミリアン、どうしました?と口元を歪めるフェリオール。
目をパチクリさせ、座っていると思っていた自分が、いつの間にか立っていることに気付くミリアンです。
口を開けますが、言葉がでず…

他人の視線を気にせず暮らしていたミリアンが、一言も言えず言い訳を探しているその姿を映像に残しておきたいと思うフェリオール。

その…虫がいた。

その言い訳に、笑い出すカリナ。
何が面白い?というミリアンに、謝りながらも笑うカリナは、とうとう大きく笑い出します。

ミリアンも怖いんですね。というカリナに、
……私も人間だ。とおかしな答えを返すミリアン。
バカだ。小声でフェリオール。

仕方ないから、虫は私が取ってあげます。
虫なんか怖くないですよ、それよりもっと怖いものも知っていますから。と優しくミリアンを見つめるカリナ。

そんなカリナの頭を撫でるミリアン。
気持ちよさそうに目を閉じるカリナを見て、ミリアンも熱い笑みを浮かべます。
そんな二人を見て、息を止めたように目さえ瞬かなかったフェリオールの瞳が重く沈みます。

☆フェリオール、ミリアンをからかうのは良いけど、全部裏目に出てるよ…!笑

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自分の顔

食事はした?というミリアンに答えずに笑うカリナ。
答えを理解したミリアンはため息を付きました。

もう正午だ、食事に行こう。

大きな手のひらが彼女の頬を覆い、ミリアンは親指で頬をなでます。
ミリアン?当惑したカリナの声。
やっとビクッと頭をあげたミリアンは慌てて手を取ります。(無意識!?

絵の具がついていて…
あ、そうでした…?

赤い顔でうなずくカリナ。口を覆うミリアン。
最初から絵の具など着いておらず、油絵特有の匂いが体の香りのように広がっただけです。
なんとなく下腹が凝るような感じがしたミリアン。(んん!?笑)

あの、では食事に行きましょうか。

ミリアンの口元が自然とほぐれます。
なぜこんなに可愛いんだろう?
ひよこがぴよぴよ音を立てるようで、うるさいのが嫌いなミリアンにも、彼女の声が響き渡ります。

カリナの目から視線が下るミリアン。
逆に…あの唇に口づけするとどんな味がするのか。元々は嫌な油絵の匂いがこんなに甘く感じられる理由はなにか…その肌に口づけたいと思うミリアン。

どうかしてる。
狂ってる、病気の人相手に何を考えているんだ、と額に手を置きます。
彼女とは、婚約解消のためにしばらく一緒に暮らしているだけです。

【約束の時になれば立ち去るから、数ヶ月待ってほしい】
考えたら嫌になるミリアン。婚約破棄の書類を受け取る時は、大きな荷物をおろせると思っていましたが、今は乗り気がしません。

ミリアンはカリナに視線を向けます。一瞬目が合い、驚くカリナ。
ずっと見ていたのか?、とミリアンは大きく目を開けます。

そう言えばカリナはいつも自分を見ていると考えるミリアン。視線を向けるといつも目が合う…と。

食事はいつ頃するの?待ちくたびれた、と結局目の前の状況を見かね口を開くフェリオール。
そうですね、どこでしますか?とカリナ
久しぶりに外の食堂で食事しようか、というミリアンに、

本当ですか?と喜ぶカリナ。フェリオールはその衝撃的な発言に口をぽっかり開けています。

上気したカリナの声に満足気にうなずくミリアン。
そうだね、暖かい服を着て、私のそばから離れないと約束したら。

約束します!というカリナ。
では準備するように、というミリアン。カリナは自分が絵の具のついた作業着を着ていることを指摘され、赤くなります。

待ってるから、行っておいで。
はい!慌てて応接間を出ていくカリナの姿に、忍び笑いをするミリアン。
ひよこが喜びのダンスを踊りちょこちょこ逃げていくように可愛い姿。そんなひよこを想像し、自然に笑うのでした。

おまえ、どうかしたのか。
その声にミリアンの口元からは笑みが消え、一瞬にして感情を排除した表情。

何がだ?
顔だよ、顔!
なんで私の顔が?

全くわからないというように聞き返すミリアンをフェリオールは注意深く見ます。
そして、しらばっくれているのではなく、彼は本当に自分の顔がどうなったか分かっていないということを悟るのでした…

☆その調子で自分でもわからないうちにちゅーとかしちゃって!笑

☆全体の感想☆

完成した絵をフェリオールに見せるカリナ。
そんな二人を見て、仲間はずれのような、嫉妬心でよくわからなくなるミリアン。笑

言い訳が下手すぎて、でもそれも可愛い〜!
今までカッコいいミリアンでしたが、カリナのことになると感情爆発しておかしなことになりますね。

カリナがとにかく可愛いミリアンですが、自分がカリナの前ではおかしくなってる事が外に出ちゃってることは分かってないみたいですね。笑
フェリオールの反応が…面白い。
それにしても、フェリオールはミリアンからかってるのかもしれないけど、だいぶ自分の首絞めちゃってるよ!?
でも結局、フェリオールはミリアンもカリナも大好きなんですよね〜。

次回はお食事でしょうか。カリナの体調が良いといいな。

お読みいただきありがとうございました…!!

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