５７話　余命わずかの脇役令嬢【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。

！！ネタバレがありますので、ご注意下さい！！
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

ハロンを

ミリアンに今日は何をするのか問うカリナ。

カリナのくれた情報を実験しに領地の外に出る予定だと答えるミリアン。
そのため、今夜は帰れないかも知れない、と。

それは嫌だと言ってミリアンに嫌がられたくないカリナ。
残念そうな表情をしながらも、
わかりました、行ってらっしゃい、と伝えます。

瞳は捨てられた子犬のようで、言葉との違いに笑うミリアンです。

もっと良いハロンを手に入れてくる、と
カリナの頭の後ろに手を置き、なだめるようにささやくミリアン。
カリナは一瞬で感情を高くし頷きました。

それがあると、確かに少し体が楽になるというカリナ。ミリアンの効果かもしれない、と。

誰かに聞かれると恥ずかしくなるような率直な言葉に驚くミリアン。
効果があるようで良かった、と熱っぽい笑いで答えます。

あんなふうに笑うなんて…と興味もなさそうにサラダをつつくフェリオール。（不憫）

それよりも怪我をしないで欲しいというカリナ。
ハロンの効果は不明だが、体が楽になったようでした。
そして、彼がプレゼントしてくれただけで、気分が良かったカリナです。

笑みをこぼしていたカリナの顔が少し暗くなり、ミリアンは心配し眉を潜めます。
少し疲れ、休みたいというカリナ。

ミリアンの見送りを断り、食堂を後にするのでした…

☆これは、付き合いたてのカップルの会話ですかね！？

悪友二人

心配しているのか？と問うフェリオール。
早く食べて消えるように返すミリアンです。

頼みで飛んできた親友にひどいじゃないか、とフェリオール。

しかし、フェリオールが来たのは好奇心だったんだろう、と言うミリアン。
絵の主人が気になったんじゃないか、と。カリナへの声とは違う冷ややかな声。

否定しないフェリオールです。
何よりも興味があったのは、創造の奇跡であるに違いない彼女の履歴でした。
それがこんなに苦々しい心を持つことになるとは。

カリナの病状は危険な状態なのか、と問うミリアン。

そうかな、よくわからない、とごまかすフェリオールに、ふざけるのかと怒るミリアン。

肩をすくめるフェリオールです。
ミリアンに話すべきだと考えているフェリオール。彼なら彼女を生かすために一緒に努力し、ペリアルも楽になるだろう、と。
しかし、カリナとの約束が忘れられないフェリオール…

理由を言うように詰めるミリアン。

彼女があなたに分かってほしいとは思わない。

二の句が継げないミリアン。
率直な言葉に傷ついたわけではなく、その内容を知らずに相手は知っていると言う事実がなんとなく気に障りました。

その点を理解して欲しい、というフェリオールに、ミリアンはもう口を開きませんでした。

カリナが言っていた体が楽になるハロンはなにかと問うフェリオール。
不満げな表情をしながらも答えるミリアン。
北部の特殊な鉱石で、魔獣のお腹から出てくる。
北部の古い風習で具合が悪い人にプレゼントすると体調が良くなるという迷信がある、と。

いつから迷信を信じるようになったのかと問うフェリオールに口を閉じるミリアン。

ところでカリナと何の勉強しているんだというミリアンに、
芸術病や奇跡について少し、とにっこり笑って答えるフェリオール。
彼が事がうまくいかない時にする笑いでした。

私とカリナが二人でいるのが羨ましい？というフェリオール。
うわ言を。立ち上がり、食堂から出ようと背を向けるミリアン。

彼女に興味がある、というフェリオール。
おかしくなったのか？ずいぶんな子供を、と返され、
２０歳なら成人から２年もたったれっきとした女性だ、と答えます。

顔を歪めるミリアン。狂おしいやつ。
笑みを深めるフェリオール。

彼女が描く絵が奇跡を作る瞬間が、どれほど恍惚で神秘的か知らないだろうというフェリオールです。今まで見たどんな奇跡よりもきれいだった、と。

アカデミーのように私の邸宅で不祥事を起こしたら…
カリナは好きな絵をかくから、その色を私の手で汚すことはしない。
忠告に、心配しないよう返し、一層濃く笑うフェリオール。
カリナと接するときとは１８０度雰囲気が違います。

飽きたかのように食堂を出るミリアン。

その後を追ってフェリオールも席を立ちます。
なかなか満足の行く食事の席だった、と。

☆ちょっと二面性もある感じ！？