ピッコマで公開中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆
「余命わずかの脇役令嬢」韓国版はkakao pageで読むことができます。
!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。
51話 感想です☆
※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。
ドアの向こうは
目の前に出現したドアを見て、何をされに行くんですか?と問うフェリオール。
手紙を渡しに行こうと思います、とカリナ。
心配そうにドアの取手を見つめるカリナの後ろに立つフェリオール。
何があるかわからないので、自分も同行する、と。
カリナに何かあれば、ミリアンが私を放っておかないでしょう、といたずらっぽく付け加えるフェリオールに、カリナは頬を赤らめ頷きます。
そんなカリナの様子をみて、まさかすでに心を決めた相手がいるとは…と内心舌打ちするフェリオールです。世の中に関心がなさそうなので、人にも関心がないと思ったが…と。
カリナがドアを開けると、見慣れた風景が見えます。
彼女の唯一の憩いの場。でも訪れる人のために憩いになれなかった場所。
私の部屋です、とカリナ。
少し埃っぽかったが、部屋は変わらずそのままでした。
帰る時は、またドアを開ければ良い、というカリナ。
フェリオールがドアを開いてみると、そこは画室ではなく一般的な廊下でした。
私が、と。
先に言ってほしかったと言うフェリオールに、まさか開けると思わなかったというカリナです。
部屋を見渡したフェリオールが、普通の令嬢の部屋とは違いますね、と。
普通の令嬢の部屋とは?と尋ねるカリナ。
レースがいっぱいで色とりどりのカーテンやベッド、装飾品があちこちにあって…と答えるフェリオール。
毎回妹の世話をしろ、という家族のために友達も皆いなくなりました、というカリナ。
令嬢の部屋に招待されたこともなく、わかりませんでした。
友達も作ってみたかった、と言うカリナに、
挨拶もしたし、一緒に旅行にもきたのだから、私達も友達でしょう、と言うフェリオール。
相談だって出来るようになったんだから、と。
友達と何をしたら良いかわからない、というカリナ。
何もしなくて良いと、フェリオール。
つらい時は頼り、悩みがあれば相談し、一緒にあちこち行くのが友達でしょう、と。
実はフェリオールにもミリアンという悪友が1人いるだけです。二人共性格が良い方ではなかったので…
悩むカリナ。正当な方法で友達を作ることは難しい事を知っています。
では、そうしましょうか。
もちろん、カリナ。
フェリオールはカリナの手を取り握手します。
…でもフェリオールはどうして他の令嬢のお部屋を知っているんですか?
普通男性は婚約者でもない限り他の令嬢の部屋に入れるわけが無いのに。
…うん。無害であるように華やかに微笑むフェリオール。
意味のない沈黙の後に、女性のティータイムに招待されただけなので、変な誤解はしないで下さい、と言うフェリオールに、渋い顔でうなずくカリナでした…。
☆奇跡で出現したドアは、カリナの部屋へ繋がりました!
フェリオールの奇跡
手紙をここに置いたら、いつ頃見つかるでしょう、とカリナ。
掃除する人は毎日来るのではないですか?
…そうならいいのに。
窓枠の埃をみると、手紙が届くのに長く掛かりそうな不安を感じるカリナ。
昨日手紙を書いたカリナ。最大限短い伝えたい言葉だけ書いたら1枚ちょっと超えてしまいました。
はっきり言わないと、一生わからないと思うので、と。言ってもどれほど耳に入るかわからないけど、とカリナ。
どうせなら執務室に置きたいカリナです。
しかし、屋敷には使用人が多く、会わずに行くことはほぼ不可能でした。
じゃあ、そうしましょう。とフェリオールに困惑するカリナ。
フェリオールはフルートを取り出し、唇に近づけます。
カリナに、少し窓を開けるように指示するフェリオール。お手伝いできそうです、と。
楽しそうに笑うフェリオール。
カリナに耳を塞ぐように言うと、にっこり笑ってフルートを奏でます。
旋律が広がり、ゆっくりと屋敷を包みます。
フェリオールの灰色の瞳に黄金色の陽炎が立ち昇ります。
カリナは一度も自分の瞳が黄金色に染まるのを見たことがありませんでしたが、その瞳から視線をそらせないほど美しい黄金色でした。
フェリオールは、彼女の瞳に映る自分の姿を見つめます。
自分の顔よりも、瞳に目を奪われるとは…ずば抜けた外見のせいであまり瞳を褒める人がいませんでした。
カリナは今、自分の瞳を作品として眺めていると確信し、胸が沸き立つフェリオール。
そして、やがて彼女の作品に会えるかもしれないと思うと思わず笑みがこぼれます。
音楽は次第に高調し、家全体に響き渡る音楽を彼の瞳で読んでいるカリナ。
彼の音楽によって少しずつ変わる瞳の中の黄金色を。
☆今度は、カリナがフェリオールの奇跡の黄金の瞳に目を奪われました。
カリナが奇跡で出したドアはレオポルド伯爵邸のカリナの部屋に繋がりました。
「普通の令嬢」の部屋ではない、殺風景なカリナの部屋。友達もいないカリナ。
どれだけ家族に囚われてきたのかと思うと…涙
これからはミリアンにどんどん甘やかされてほしいです!
フェリオ−ルがなぜ令嬢の部屋を知っていたのか…笑
ミリアンとフェリオールは性格悪いって書いてあるし、やさしいイケメンというだけではない姿がありますね。
フェリオールの奇跡が何を起こすのでしょうか。
お読みいただきありがとうございました…!!
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