52-②話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

52−②話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします

長くなってしまいそうだったので、今回①②に分けます。

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ユニス

アクシオス領の若き領主ベルトルはテーブルの上に積まれた書信をみてにっこり笑います。

待っていたグレゼからの手紙は、アクシオス領に今すぐ来ることを考えていないようでした。男爵夫人ならともかく、男爵はすぐに訪問の意思を伝えると思ったのに、と。

自分に違和感を覚えるベルトル。
カシアが妙に鮮明に脳裏に刻まれ、男爵に招待書簡を送りその返事を待つのも…
彼女はすでに別の男の妻で、彼女との婚姻を切ったのも自分で、そんな自分が彼女を見直そうとしている理由がわからないベルトル。
そのため、もう一度会い自分が何を望んでいるか突き止めようとしていたのでした。

ベルトルの執務室にはもうひとり、伯爵の密かな助力者である一等家臣ユニスが。
素性不明の老婆である彼女は、ベルトルが一番近くに置く人物でした。
互いの利益のために共生し、徹底的な契約関係の二人
二人の存在は誰にも知られていませんでした。

紺色のマントの下に、興味深く輝くユニスの瞳。
ビチェでお会いしたグレゼの男爵夫人の事をお考えですか?と。
君の能力には読心術もあるんだろうね、とニッコリと笑うベルトル。

年寄りの経験です、と笑うユニス。
彼女はこの世にたった1人の「魔法使い」の末裔でした。利用価値のある存在。

ベルトルは自分を「完璧」にしてくれる人たちだけをそばに置きました。

理性的で冷徹な方だと思っていたのに、他人の妻を欲しがろうとしていることを誰が知っているでしょうね、とユニス。伯爵様らしくない、と。

私は私を完璧にしてくれるすべてを手に入れたい。だから極めて私らしい、というベルトル。

すれ違っただけなのに?というユニスに、
自分の勘が間違えたことは一度もない、とベルトル。君をそばに置いたのも同じ理由だ、と。

マントの下から、こぶし大の石ころを取り出してテーブルに並べるユニス。
やっぱり生まれつきの商売人だ、と笑うベルトルです。

最善を尽くさなければ。伯爵のように野望に満ちて人間らしくない魂は、私が一番愛する「生贄」なのです。というユニス。

粗雑な古代語が書かれた石を見下ろしていたベルトルが、手を上げてそれを押しのけました。
まさか、女性1人を手に入れようと魂を売るだろうか、こんな助けがなくとも十分だ、とベルトル。

そうですね、伯爵の興味を刺激した女性が簡単に手に落ちる方なら私はがっかりするでしょう。その女性にも、興味を持った伯爵にも、というユニスに、
一理ある、とワイングラスを傾けるベルトル。
難しければ、更に征服欲を刺激するかも、と。

どうか苦戦することを願います、私の助けを求める日まで、とユニス。
手に入らなければそれでいい、自分のものになることに固執するほどだろうか、と笑うベルトルです。

それは知らないことですね。
かなり多くの魂を生贄の道に導かなければならない運命を持って生まれた、そんな存在がいくつかありますから、とユニス。
ひょっとしたら、もう彼女のために進んで生贄になることを選んだ魂があるかもしれません、と意味深に笑います。

聞き流せない話かもしれないと考えるベルトル。
短い出会いにおかしくなるほど頭を占領するカシアの痕跡が今のユニスの発言と関連があるかも知れないと…

魂を売ることを恐れないで下さい。
私の手に入った魂たちは、唯一の主神レミエルのつくる「楽園」の第一歩を踏み出せる光栄な存在になると思います…と。

皆が神「オロバス」を信じるこの帝国で、もう一つの神「レミエル」を崇拝する異教信者のユニス。魂を生贄に古代の魔法を売る、悪魔のような存在。

ベルトルは笑います。
やはりグレゼには私が行かないと。私も今の状態の私にも、彼女にも興味がある、と。

ユニスは無言で微笑み、ベルトルはペンを取ります。

カシア・グレゼ

彼女に会いに行くつもりのベルトルでした。

☆悪役の集まりにはやっぱりワイン。(なに)

☆全体の感想☆

ルベルノから帰ったらアクシオスに行くと行ってたので、てっきりアクシオスの招待を受けるんだろうと思っていたのですが…翻訳違ってたらすみません。汗

それにしても、ユニスの存在が怖すぎますね…
魔力石を使う魔法使い…ベルトルにそんな家臣がいるというのが怖すぎて。
ベルトルの自信過剰やばい。それだけのことを成し遂げてきたんでしょうけど…ジェスターとあまりにも真逆すぎて。

「かなり多くの魂を生贄の道に導かなければならない運命」まさにカシア〜。
そんなカシアを手に入れようと、ベルトルも悪魔に魂を売ってしまいそう…!

どうやらわざわざグレゼに行こうとしているベルトル。
ホント邪魔〜〜!ここから、領地戦につながるのか?どうなんでしょう。

前半までるんるん♫だったのに、急に不安になりました…

次回が怖いような楽しみなような…です。

お読みくださりありがとうございます…!!

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