47-①話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

47話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします

長くなってしまいそうだったので、今回①②に分けます。

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回帰の対価は

過去をさかのぼり、その人を生きている間に戻したのです。

カシアの息が荒くなります。
ハベルンに来て顔を一度も見たことがない自分に会うと言ったラエルゴは、今、時をさかのぼってきた自分の目を真っ直ぐ見ながら時間を戻す魔法について話しています。

この人は何かを知っている。
驚き、胸をなでおろすカシアです。

すごいですね、どのようにして運用したのですか?と問うドレイアン。

高級魔力石の運用には「いけにえ」を必要とします。
クラスの低い魔法の低級魔力石は材料が必要なだけだが、高級魔力石は神の力に近い魔法を駆使するため大きな対価が必要です。

生贄は様々だが、高級魔法自体がすごい結果をもたらすので、その供え物のレベルも簡単に準備出来るものではない、と説明するラエルゴ。

どうやら「回帰の魔法」で10年という時間を得たようだ、と考えるカシア。
その対価とは何だったのか…と。

簡単に運用するのは大変そうですね、とため息を付くドレイアン。
ルベルノ伯爵も唾を飲み込みます。

もちろんそうですが、この世には喜んで対価を支払い、古代魔法に隷属する事を自任する切実な人が多いです、と意味深な言葉をつぶやくラエルゴ。

なんとなく彼らの視線はカシアに向かうのでした…

☆何らかの「いけにえ」を対価としてカシアは回帰したのでしょうか…

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知る者

ラエルゴが何かを知っている事を確信するカシア。
自分が回帰したことを知っているか、その過程に関与したのか。
そうでなければわざわざ自分に会いに来ないだろう、と思うカシアです。
知り合いのように視線を向け、回帰魔法の話をするはずも無いだろうと。

ドレイアンとラエルゴはそれぞれの部屋に案内され、カシアは急いでラエルゴの後を追います。
待っていたように客室前で立っているラエルゴへ、二人で話したいというカシア。

ラエルゴには驚いた様子もなく、光栄です、と部屋へ入ります。

テーブルを挟んで座る二人。
意味のわからない笑みを浮かべるラエルゴ。

単刀直入に、あなたは私が今どんな状況に置かれているか知っているでしょう?
というカシアに、はい、とうなずくラエルゴ。

素直に答えたラエルゴに驚くカシアです。

あなたが私を遡らせたんですか?
おそらく間接的に影響を及ぼしたと思います。と曖昧に答えるラエルゴ。

高級魔力石の回帰魔法で私がここにいるのは確かでしょう?

そうかもしれないし、そうでないかもしれません。

ちょっと!!
焦って叫んだカシアは、曖昧に答える彼の意図がわからず唇を噛みます。

私に近づいた理由はなんですか?回帰がどのような理由か教えようとしたのではないの?
正確に言えば、男爵夫人が時間をさかのぼった事実を知らせようと接触したわけでない。その事はもうご存知でしょう。というラエルゴ。

それでは一体なぜ私に会おうとしたの。
高級魔法を使うためには対価が、供え物が必要です。申し上げられることはそれだけです。

なぜ曖昧に言うのか?何かを知ってほしいと望んでいるようだけど…
と問うカシアに、

そうです、私は男爵夫人に何かを分かって欲しいです。と返すラエルゴ。

なぜはっきり言わないの、というカシアに、
魔法にはタブーがあるというラエルゴ。
私は「知っている者」です。回帰魔法の対象だった夫人は、その回帰に関連したすべての情報を知ってはならないのが法則です。
誰が魔法を使ったのか。その理由はなんなのか。どんないけにえだったのか。

介入はどの線までなのか、タブーを破ればどうなるのか。

死ぬでしょう、というラエルゴ。

彼は絶妙に「介入」の線をかわし、結構真面目にカシアに答えてくれているようです。

なぜこんなに自分を助けてくれるのか、少し悩んだくらいで出せる答えではなくカシアの頭が痛みます。

介入の線がよくわからないカシア。
誰が魔法を詠唱したのか知らせるのはタブーと言いながら、回帰魔法を一度だけ成功させたことがあると…

はっとするカシア。

ラエルゴの言葉は嘘であり、ヒントでした。
自分に詠唱魔法を詠んだのがラエルゴなら、制約を受けるはずなのに、そのようには見えない。
それはすなわち他の誰かが詠唱者であり、ラエルゴは間接的な「知る者」に過ぎないという事。

カシアがラエルゴを見つめると、苦笑いするラエルゴ。
まあ良かったです。
夫人は私がタブーを破らなくても十分に情報を得られると思ったので。と、胸をなでおろします。


彼は一体誰で、タブーを破らない線で綱渡りをしながら自分を助けようとしているのか。
カシアにも真実を知ってほしいと切に願っているようです。
詠唱者と、供え物がなんなのかを。
そして何かを行動する事を望んでいる…

☆詐欺師どころかいい人だったラエルゴ…色々判明してますね。

☆全体の感想☆

ラエルゴはカシアの回帰のことを知っていて、リスクも承知で会いに来たようですね。
魔力石使用には、いけにえが必要で、魔法が大きければ大きいほど対価が大きくなるようです。

以下に考えた仮説を乗せるので、もし見たい方はクリックをどうぞ〜!

ここまで読んで思ったんですが。
ラエルゴってラエルなんじゃ…?という仮説…
髪の色とか違うんですが、何らかの形で回帰に関わり、その結果なのか、あえて魔力石を使って自分も回帰(というよりはタイムスリップですね)したのかはわからないんですが…
名前も似てるし…笑

でもそう考えると、カシアを回帰させたのはジェスターに間違い無いですよね。
「供え物」は多分自分犠牲にしてそう…

この世には喜んで対価を支払い、古代魔法に隷属する事を自任する切実な人が多いです
考えれば考えるほどジェスターだなぁぁ

う〜ん、そしていろいろ気付いて何かをしてほしいようなラエルゴですが、もし仮説があたりなら何を望んでいるんでしょうか。


という事で、次回というか後半は本日中にでもまた更新できればと思います♫

「知る者」変換で「汁物」になって大笑いしました。笑

お読みいただきありがとうございました…!!

コメント

  1. sieben より:

    更新有難うございます!
    やはりそうなんでしょうか…確かにこれだけの奇跡を起こすには、それこそ魂を悪魔に売り渡すくらいの対価が必要ですよね。
    そしてどんな対価を払ってでもやりかない人間と言えばもう…
    回帰の秘密の開示が予想より早いように感じたのですが、もしかしてこれから対価を取り戻すための展開が始まるのでしょうか…?
    なんらかの犠牲の上にではなく、本当の意味でのハッピーエンドに繋がる展開でありますように🍀
    またの更新を楽しみにお待ちしています😌

    • sumomo-chan より:

      コメントありがとうございます🌸
      本当に、展開が早くてびっくりしています😳
      夫婦仲もかなり良い方向に向かっていますし、これから100話以上あるのに、どんな展開が待っているんでしょう…🤔
      そうですね!本当の意味でのハッピーエンドに向かって、カシアもジェスターも頑張ってほしいです✨

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