117話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

117話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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ジェスターの選択

夜が明け、伝令長スヴェンが城に戻りました。
連合軍の後退という嬉しい知らせ。
そして、ジェスターがバルナン領とビチェ領を吸収するために打って出るという知らせ。

勝利に胸をなでおろしたカシアですが、
ジェスターの意外な選択に驚きます。

ぐらつくカシアを支えるクララ。
自軍と相手軍の戦力差は圧倒的であり、攻め込めば当然勝つ戦いである事を伝え、安心してもらおうとするスヴェン。

前世でも、権力や勢力争いに興味がなかったジェスターの決定に、カシアは驚いているみたいです。
前世と全く未来が変わってきていますからね…カシアの心配も当然でしょう。汗

でも、最近様々な権力を前に、ジェスターの意識が変わる事件がいくつもあったので…
正しい…選択ではある。
心配とは別に、ジェスターの選択が誤りではないことを認める事にしたカシア。

カシアも、グレゼの発展を望んでいますからね。
より広い領地、領地民、資源と兵力が、絶えず発展するためには必要であると。
前世でも出征のたびに無条件に勝利し、生きて帰ってきたジェスターを信じて待つことにしたカシアです。

カシアの信頼があれば…百人力!!

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領地戦の開始

領地に危険はないのかと心配でスヴェンに問うカシア。
領地戦の舞台はビチェ領であり、心配はないと返すスヴェン。

クララもポールも、倒れそうなカシアを心配し、慰めます。

力ない笑みを返すカシア。
その日が、まさに北部の「本物」の領地戦が始まった日でした…

今世の領地戦の舞台はビチェ!
ジェスターの強さで、今までグレゼを馬鹿にしてきたバルナンとビチェの鼻を明かして欲しいです!!!

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敗走

一方、進軍するグレゼ軍に追われ、たどり着いたビチェで、崩れ落ちるバルナン子爵。
アクシオスも取れず、グレゼの防衛戦すら突破出来ず…進軍もやめないグレゼ軍に追われ。

戦地で見た、ジェスターの慈悲もない目つき。
グレゼをあまりにも見下していた事を今更悟ったバルナン子爵です。

弱音を吐くバルナン子爵に怒るビチェ子爵。

でも、バルナン子爵がグレゼの立場でも、当然進軍を続けるほどの戦力差があり…
中部からの支援軍が100来ても、怪獣一匹にはかなわない。

しまいには、野蛮族を吸収する口実を作ったビチェ子爵を責めるバルナン子爵。笑
ビチェ子爵は戦場に出てもいないのに騒ぎ立てるので、手を組んだ過去の自分が恨めしいとまで考えています…。

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領地戦の敗者

国境戦で、敗北し軍隊の4分の3を失ったバルナン。
攻め入られた事に怒り、こちらを食べようと圧し入ってきているほぼ無傷のグレゼ。

半日後には、このビチェ城を侵略し、バルナンに進軍し始めるだろう。
ではどうすれば良いのかというビチェ子爵ですが、
バルナン子爵もバルナンに戻り備えるか、命だけでも守るために城を捨て中部に逃げるかと、両手で頭を抱え込みます。

領地戦で破れた領主は、領地を奪われ首を切られたり…命が残っても全ての栄光は消える。

領地戦を始めた代償は大きなものになりそうですね。

バルナンに戻り、財産を手に中部に逃げると帰ろうとするバルナン子爵に、
今更平民として生きれるのかとすがるビチェ子爵ですが…

命が大事だから先に行く。
ビチェ子爵は、男爵夫人を傷つけた事件もあったから、男爵にかなり恨まれているであろうと真っ赤な顔で叫ぶバルナン子爵です…。

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男爵夫人

…男爵夫人?
ふとカシアの噂を思い浮かべるビチェ子爵。

神格化されたグレゼの象徴。軍隊の士気と直結する存在。

グレゼ男爵が野蛮族を討伐しに出た時、どのようにして野蛮人がこの城に侵入したか知っているか?
バスク山脈を経て回軍すれば誰もわからない。逃げ出した今の状況では、逆に戻ってくるとは男爵は思いも寄らないだろう。
首も切られたくない。席を奪われるのも嫌だ。どちらも死ぬも同然だから。

ほんの少しでも助かる確率があれば何でもやってみないか?


そう、バルナン子爵に提案するビチェ子爵。
その提案…恐ろしすぎるんですけど。

「貴族」とはかけ離れたどうしようもない提案に、呆れながらも動揺する自分を感じたバルナン子爵。
貴族の誇りは、この状況では何の意味もないから。

バルナン子爵はビチェ子爵の提案に乗るようです…

いや、ほんとに命大事なら、バルナン子爵は逃げたほうが懸命だよ…?
もはや死なせてくれってくらいの地獄を見る羽目になると思うんだよ…。汗

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グレゼへ

その頃、調査隊から開放されたベルトルからの伝言を聞いて、皇室馬車でグレゼに向かうユニス。

ベルトルに書信まで送り、ユニスに会いたいと言ったカシア。
魔力石について聞きたいことがあると…。
男爵夫妻に恩を受けたので、負担にならなければグレゼの男爵夫人にあって欲しい。

なぜカシアが自分を探すのか、わかる気がするユニス。
ラエルを救う方法を探そうとしているのだと…。

自分が役に立たないと知っていながら、断れなかったユニス。
おそらくユニスもまた、ラエルと同じ理由で彼女のそばに向かいたかったのだ…。

ここでユニス…!!
ユニスの存在が、今回の領地戦に何をもたらすのか…!!
ユニス、一応アクシオスの家臣ですからね?
アクシオスに攻め込もうとした奴らを、神に授けられた力で、ぎったんぎったんにしてやってほしいですね!

☆全体の感想☆

ジェスターを心配するカシア…

未来は、すでにかなり変わっています。
ビチェ・ルベルノ・ベルトルのグレゼ訪問・首都での事件
今までの出来事が、この領地戦に向かっていますね。

圧倒的な強さを得、カシアのために権力を求めるジェスター。
「本物」の領地戦がグレゼに何をもたらすのか、非常にワクワクです☆

そして、どこまでも、げっ………すいビチェ子爵です。
ほんとクズ。ドクズ。やばいクズ。

なんとまぁ、ここからカシアに手を出そうと考えるなんて、びっくりです。
懲りてないなぁ…ほんとに。
これは確実にジェスターの赤い瞳が燃えて周りは血の海ですね。

そしてグレゼへと向かうユニス。
魅力的なキャラクターが合わさって、どんな展開になるのか…
楽しみ過ぎます☆

お読みいただきありがとうございます…!

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