106話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

106話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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足りないもの

カシア達が宿泊していたキャロット旅館は、
グレゼの傭兵達が連れてきた浮浪者たちで飽和状態。
旅館の夫婦、ピアとクララ、そしてカシアまでもがみんなの世話で忙しくしています。

自ら、積極的に平民の世話をするカシア心配なクララです…。
突然訪れた目まぐるしい忙しさの中でも、自分が仕えるカシアが、平民の子供の足をお湯で洗っている姿を見るのが悲しいようです。

クララ、メイドの鏡ですね…!!!

そんなクララの心配は、よくわかっている。
でも、動くことは自分の心を楽にすること力が及ぶまでは最善を尽くす。
どうか心が不自由にならないように助けてほしい、とクララの手を握るカシアです。

暖房用具を集めたり、浮浪者を助けてくるようにとジェスターに頼んだカシア。
この状況を作った自分がやらずに、誰がやる!?って感じですね。

クララのおかげで感じたことがある、とカシア。
暖房器用品をいくら集めても寒波には対応できず…。
人材が必要、と。

外はゾッとするほどの吹雪。
この、どうしようもないほどの寒波で、民から大きな恨みをかったのも皇室のようです。
皇室に手紙を送らないと、と、祝辞を述べるイスクリアの顔を思い出すカシアなのでした…。

皇室は、この寒波に対応出来ず、民の不満が…ということでしょうか。

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シモン12世の対策

ノックとともにシモン12世の執務室に入った、イスクリア。

なんとか対応を取るようにと頼むイスクリア。
凍えて皆死ぬかもしれない天気だと。

何をどうしろというのか、とシモン12世。
方法がない、と…。

北部を襲った寒波で、首都・北部・中部全域が苦しんでいました。

方法がない、と言うシモン12世に怒るイスクリアです。
今節約する意味はないから、
値段がいくらであっても暖房用品を持っているところに連絡してください、と。

お金があっても供給する方法がない。
国庫は飽和状態だから仕えるならお前が使え、というシモン12世。
それに、すでに南部のルベルノに連絡はとった。暖房器具を送ってくるから待ってみよう、と…。

ルベルノは、馬車で休まず移動しても一週間の距離。
その時までみんな無事でいられますか?とイスクリア。

あれ、シモン12世アホなのかな?汗
イスクリアのほうが、ちゃんと民の事を考え、どうにかしようという思考を持っていますね。

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法王庁の祈り

それでは私に一体どうしろと!?とシモン12世…。
父の過ちではなくとも、死んでいかなければならない多くの民の運命に、
胸が張り裂けそうなイスクリア。
しかも、シモン12世。もう春なんだし、どうせすぐまた暖かくなる…くらいの気持ちもあるみたいです。王として最悪だな…。

民の力になると祝辞をしてから、一週間しか経っていない。
言葉だけ指導者で、皇族はどうするというのか、死んでいく民の面倒を見る力もないのに!と…

イスクリア、もどかしいですよね。皇女として現状何も出来ないですからね…。

祝辞の話が出ると、自分も言いたいことがある、とシモン12世。
法王庁が、隠さねばならない悪魔の子をどうして民の前に見せたのかと毎日嫌味を言うのだ、と怒ります。
では、その子を産んだ私も悪魔ですか?

とにかく、法王庁で熱心に暖かくなるように祈っている。
今すぐはこれといった方法がない!と、帰るように手をふるシモン12世です…。

悪魔よりも悪魔のような法王と、法王庁の祈りが神に届くかも疑問なイスクリア。
…うん、絶対届かないね。汗

カシアが描いた祝辞を、民の前で読んだことを後悔しているイスクリアです…。
口だけで、なんの役にも立たない自分に、無力感を感じているみたいですね。涙

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希望の手紙

その時、執務室のドアがノックされ…
侍従長が、イスクリアにグレゼ男爵夫人から急ぎの書信が来た事を伝えてくれます。
急いで伝えてほしいとのことで、面会中でも声をかけたと…。

その名前に、希望を見出すイスクリアです。
じっと待てず、ドアに向かって走ると、侍従長から手紙を受け取り…

それは、カシアがイスクリアに助けを求める手紙でした。

ルベルノから、暖房用品を持ち込んではいたものの、人手が足りず…
看護と救出のための人材を送ってほしいということ。

浮浪者を収容するために、宿泊施設と結託する必要があり、費用の面でも手伝ってほしい事。

皇室で、中でも皇女が助けてくれたという事を民が知れば、喜んで感謝しているはずです、と。

祝辞以降このような惨事が起き、残念です。
返事を待っています。

感動的な祝辞以降、言葉だけではなく、
指導者ということを行動で示すことが、イスラエルには非常に良いことだ、という、
その書信に隠れた内容に気付くイスクリア。
民はもちろん、何も出来ない自分を予想したカシアの助けの手でした。

神がいるのなら、悪魔のようなオロバスではなく、グレゼ男爵夫人かもしれない
と、口角を上げるイスクリア。
自信満々でシモン12世を振り返ります。

お父様、それではあふれる国庫は私が少し頂いても良いんですよね?と…。

カシアと皇女のタッグ…!!
民にはもちろん、イスクリアにも希望が見えてきたのでは無いでしょうか…!!!

☆全体の感想☆

カシアの素晴らしさと、シモン12世のダメさが対照的な回でした

クララが心配になるくらい働くカシアとジェスター。笑)
もともと、回帰前も領地民のために働いていたカシアですから、
自分から動くというのは彼女にとって当然の姿なんでしょう。

暖房器具があれば、民は助かるか??というと、そうではなく…
実際寒波が来てしまえば、場所も人手も、お金も足りないと…。

それをどうカバーするのかというと、イスクリア!!
もう、カシアレベルになると、こんなことも見越してあのスピーチ内容にしたんじゃないの…!?なんて深読みしてしまいます。汗

民が苦しんでいても、ぬくぬくと執務室にいるシモン12世。
こんな時でも、法王庁の事を気にしていますが…。

ところで、皇太子ルシアンと、イーグルは何をしているんでしょう〜
それも気になる。

次回、カシアとイスクリア。
この2人がタッグを組めば。
頭脳と行動と、お金と階級すべて揃いますね!笑
もう、怖いものなしじゃない!?!?

この2人のチームがどう民を助けていくのか…!!
楽しみです!!!

お読みいただきありがとうございます…!

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