１００話　あなた！私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた！私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた！私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

！！ネタバレがありますので、ご注意下さい！！
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

タブー

タブー、と言ったレミエルにもただ笑うラエルゴ。

ただお祭りを楽しみに来ただけで、あの方達がいるとは知らなかった、とごまかします。

そんなラエルゴを心配している様子のレミエル。
お前はいつもそうだった。先を見通すやつだから私もたまに怖かった。
今見たら、お母さんそっくりだよ、と。
その言葉に、微妙に表情が固まるラエルゴです…。

どうやら、カシアやジェスターの近くにいるだけでも、ラエルゴの身体はダメージを負ってしまうようですね…。

「知り合い」になってしまうと、君の親と再び幸せになれないと言ったのに、
あえて同じ時間を生きると言ったのか？と、レミエル。

今のラエルゴを見ると、本当に賢いのか疑わしい。
ルーシーのほうが良く言うことを聞いて何倍も賢い、と…。

久しぶりに聞く名前に、元気ですか？と問うラエルゴです…。

記憶を

ラエルゴに、
新しい身体を作ろう、今のその体では２ヶ月保たないと提案するレミエル。
代価は「記憶」。それがみんな幸せになる道だと。

君の無事を願う君の親も、私も。
記憶さえ無くなれば、何の心配もなく生きていく君も。

間違いがひとつもない言葉に笑うラエルゴです。
でも、もう喜んで耐えると決心したラエルゴ。

血を拭き取り、気をつけます、と。

君の親と同じところにいることは時間線の運命に逆らうこと。
本当の運命に逆らって一緒に居たいなら、また代価を支払わなければならない、と忠告するレミエル。

「記憶」を代価とすることに意味はない。
両親を覚えて居ないことに何の意味もない。幸せになります。と返すラエルゴ…。

そうだね、ルーシーはとても幸せに過ごしている、とルミエル。

目を細め、笑顔を見せると、グレゼ夫妻を目の中に入れ、
黙って立ち去るラエルゴでした…。

バカなやつ、と吐き出される声には、切なさが込められていました。

前回、ラエルゴとルミエルが不穏な雰囲気で終わったので心配だったのですが…
ルミエルもラエルゴを心配しているんですね…。

カシアの回帰にレミエルも関係している事が確かになりましたね。
ルーシーは幸せに暮らしている…その意味とは…！！！？

誕生日パレード

皇族が首都で顔を見せることは珍しく、皇女であれば尚更のようです。
１年で１度顔を見せる「誕生日祝辞」。
しかも今年は３人の皇女が顔を見せるということで、すごい声援、人だかりです。
皇室の馬車が行進しています。

人混みの中でも、ジェスターに抱かれ、周囲を傭兵に固められたカシアはかなり楽な様子…。

その時、行進用馬車に乗ったイスクリア、エイリン、アイラがゆっくり近づいてきます。

青い髪ではなく、金髪の皇女達にざわめく首都民たち。
かつらで行進することを聞いていなかったグレゼの面々も驚きます。

金髪の皇女ズ、早く漫画でみたいですね☆
これ以上無い広告塔！！

ジェイムスとクララにニッコリ笑うカシアです。
ちょうど皇室行進が、グレゼ一行の前で停まり、祝辞が始まります。

祝辞

イスクリアが、集まった帝国民に感謝を述べると、静まる民衆。

自分の姿について説明するイスクリア。
北部のグレゼで作られた、かつらという製品であるとPRします！！

良かったね〜ジェイムス！これほど名誉な事は無いんじゃない！？
前世よりも流行ること間違いなしでしょう☆☆

エイリンとアイラを横に立たせるイスクリア。
２人の妹も呼んだ理由は、この姿を帝国民に見せたかったからだ、と。

青髪は皇族の象徴だが、民が距離感を感じる理由でもある。
誰よりも身近な指導者で有りたい。同じ帝国民として休館し、助けたい。
それが皇族として生まれた私の義務であると思う、と。

なぜ青髪を隠してかつらを被って現れたのか理解し、歓声を上げる帝国民たち。

指導者に権力と威厳が重要だと知っているが、
国の根幹を支える民を喜んで後押ししなければならないと考えている。
と流れるスピーチに満足そうな表情のカシア。

その祝辞が、カシアの書いたもののようだとささやくクララです。

困った顔をするだけのカシアに、確信するクララ。
どれもこれも、カシアの口癖のようではないか、と。

皇族としてというよりも、身近な指導者として会いたかったのでかつらを被ったが、
どうだろうか？趣もあるじゃないか？と。

帝国民から肯定の叫びが沸き起こります。
赤く頰を染めたアイラの肩を優しく抱きしめるイスクリア。

良かった…良かったねぇ〜〜〜！！涙

我が帝国皇室の姉妹は、いつも帝国民の為に祈り心を使おうと思う！

誕生日を祝ってくれてありがとう。
残りの祭りの期間も安心して楽しめることを祈っています。

大きく手を振る３人の皇女を称賛する声が空に響き…。
それはまさに完璧なスピーチでした…！！！！

うぉおおおお〜！！
イスクリア様、万歳！！
というよりは、このスピーチを考えたカシア、いつもながらさすがすぎる…！！！
カシア様、万歳！！！笑