８６話　あなた！私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた！私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた！私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

！！ネタバレがありますので、ご注意下さい！！
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

帰還

夜が明けるかという頃…
旅館の外、寒さの中で今か今かと心配しながらジェスターたちの帰りを待つカシアです。
待つしか出来ないけど、いても立ってもいられないでしょうね〜。汗

そこに、ピアを胸に抱いたグレゴリーを始めとし、兵士達が帰還します！！

やせ細って青ざめ、震えるピアは、ショックが大きいのか声をかけても答えられなかったようです…。
レゼヴィ教会で見聞きしたことを、できるだけマイルドに伝えようとするグレゴリーですが…
そこはカシア、そこがどれだけひどい場所だったのか気付きます。

夫を心配するカシアのもとに、よろめくジェスターが帰還！一安心…！！
涙ぐみ、ジェスターの安否を確認するカシア。

ジェスター、怪我などはなかったようですが…

救出された人たちは、暴行や長期間の監禁による恐怖で肉体的・精神的に疲弊していました。
中には、法王庁の悪事を皇室に告発したいという者もいましたが、「生き延びたいなら沈黙せよ」と諭したイーグル。
理解しながらも理解できないという矛盾した苦悩に陥ったジェスターです…

綺麗であるべき存在が不正を犯し、懲らしめるべきなのに懲らしめることも出来ない。

帝国戦争の凱旋式で見たイーグル・シモン。
皇子である彼ですら、目を瞑らなければならないという現実です…
ジェスターが必死にもがいても、現時点では法王にひっかき傷すらつけれないでしょうね…涙

カシアの冷たい手に、中で待っていればよかったのに、とジェスター。
心配で仕方なかったというカシアです。

危険を冒し救出成功し、出来ることは全部してきたジェスターですが…
根本的には何も解決出来ていないということに恥ずかしい気持ちがあり、カシアに向き合えないようです。
根本を解決出来ないから、そう思うのも仕方ないけど…全力でやった自分を褒めて！涙

そんなジェスターに、「あなたが本当に誇らしいです」と伝えるカシア…！
汚いからと離れようとするジェスターを強く抱きしめます。

自分はジェスターのように強くないから、見ても見ないふりをしただろう。
でもあなたはそうしなかった。ジェスターが苦労する必要も、理由も無いことなのに。
ジェスターは出来る最善を尽くした。誇らしくて素晴らしい。
あなたのように、素敵な男はいないでしょう。

まさにそうだよねカシア…！！涙
自分の無力さに打ちのめされていたジェスターにとって、これ以上ない称賛でしょう。

目頭が熱くなるジェスター。
自分が小さくて力ない存在で、カシアの望むことをやり遂げる能力もない、と自分の無力さを伝えます。

どういう意味ですか？とカシア。
今も十分ですが、これからもっと強くなるでしょう。
私がいるじゃないですか。といたずらっぽく笑います。

カシアの喜ぶ顔が見たくて頑張ったジェスター。一理あります。笑
カシアがそばにいれば、ジェスターは無敵ですね☆

自分はどれだけ強くなれるだろうと、欲が生まれるジェスター…！
ついに…！！カシアの存在によって、強く大きくなろうとする気持ちの芽生え！

カシアを抱きしめるジェスターは、まるで光を抱きしめたかのような暖かさを感じるのでした…。

二人抱き合う姿に光がさしてそうですね！

二人だけの入城

ついに、皇女のお誕生日当日です。
首都もとにかく盛り上がっているようで…

カシアとジェスターは、お供はつけず二人だけで入城するようで、
クララやジェイムスたちが見送りに出ています。

「小さな領地」でも一応貴族なのに、男爵夫妻だけで入城させる事が気になるグレゴリー…
確かに、地方貴族はぞろぞろ行列を作って入場するようです。

でも、首都近郊の貴族はわざわざ行列なんて作らないから、そのスタイルに便乗したほうが気楽だというカシア。
グレゼの人数では行列を作っても大した数にはならないないので…（涙）
比べられたら逆に目立つだろうという考えのようです。
確かに、その方がスマートな感じしますね！！

ジェイムスには商団長のコリーを。
クララには、ピアが安定を取り戻せるように話し相手を頼むカシアです。

ピア…かなりのトラウマでしょうね。本当に可哀想…ヴィクトル１０世にも同じ目に合わせてやりたいです。怒

頼もしいグレゼの面々に、満足そうに笑うカシアでした。

緊張

お誕生日行事は午後にあるようですが、大物貴族と並ばずに入城出来るようにと、早朝の時間を狙ったグレゼの馬車が皇居に到着です！！

巨大で高級感あふれる（当然ですが笑）皇居にしきりに唾を飲むジェスターです。
出入りを管理する門番にもド緊張で、カシアに手を握って欲しいと頼むジェスター。笑

その姿に笑うカシア。笑
百回は言ったように、堂々とするようにと言って、カシアはジェスターの手を握ります。
嬉しそうなジェスター。笑

門番に止められると、コートの内側から取り出した招待状を差し出し、
皇女殿下の誕生祝いにグレゼから訪問した旨を、ばっちり堂々と伝えるジェスターです！

「グレゼ男爵夫妻の訪問に感謝し、帝国の繁栄とグレゼの発展をオロバスにお祈りします」という言葉とともに招き入れられ、入場する二人。
このセリフだけでもイラッとするな…怒

しばらく歩いた後、立ち止まったジェスターはかなり緊張していたようで…

目を丸くし息を整えるジェスターの姿に、我慢できずまた笑い出すカシアでした。笑

いくらなんでも入城だけでこんなに緊張してて、大丈夫！？笑
なにかやらかすんじゃないかとハラハラしちゃいます…笑