８４話　あなた！私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた！私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた！私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

！！ネタバレがありますので、ご注意下さい！！
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

ジェスターの悩み

レミエル教の集会に侵入してから、すでに２日経ったようです。
あの地下アジトは、出入り口が２０前後の出入り口があって、ぞれぞれ解散したみたいです。
さすがに、皆あのお店から来たわけではないのね…笑

そして、新しい信者へのプレゼントと、大人のお店の店主が香油までくれたようで…（これ、フラグですか？フラグですよね！？笑）

異教徒の集会の事は忘れようと言いたくても、カシアの返事は明らかで…臆病者みたいなそんな事は間違っても言えないジェスターです。汗
確かにカシアなら「なんとかしてすぐにでも助けに行こう」と言いそうですが、２日経った今日まで特に何も言い出さなかったみたいです。
う〜ん、逆に怪しい。笑

食堂で、色々考えながら食事をするジェスターと、今日も忙しくジェイムスと話すカシア。

ピアの行方がわからなくなって、ピアの両親は当然心配で仕方ないみたいです…
食堂に来ていた男が、食事が遅いとピアの母親を怒鳴りますが…それをいさめるカシア。
こんな状況では仕事も手につかないですよね〜でも、食堂は回さないといけないし。

この「キャロット旅館」に宿泊している非現実的な美貌で首都を騒がせているカシアの言葉に、男も赤くなって食事はゆっくりで良いと叫びます。笑
そんなカシアを見て、カシアは自分の妻でなくても、言葉通り「天使」だと思うジェスター。
美しい容姿や優しさや慈しみや…まぁ、もう文字にしなくてもジェスターの気持ちはわかる。笑

とにかく、レミエル教と法王庁による行方不明について悩むジェスター…

良心は行動しろと叫びますが、行動しても結果は明らかです。

法王庁の弊害は続き、下手すれば異教徒として面倒に巻き込まれ、カシアやジェスターに得になることはない…
そうですよね〜。目の前の「ピアを救う」という目的のためには行動しなければなりませんが…その後の事を考えるとリスクも高すぎますし、異教徒認定されれば「グレゼの男爵夫婦」だけでなく、領地民にまで影響を及ぼしかねないですし…

天使なら、自分の悩みにどう答えるか。カシアならピアや行方不明者を心配に思っているだろうし、「損ばかりするから目を閉じて見なかったふりをして進みなさい」と助言する天使もいないだろう…と、答えのない悩みをぐるぐる考えているジェスターでした…

２日間ずっと考えていたようです。ため息をついて、ふらふらと上の部屋に上がっていくジェスター。
カシアはそれを心配そうに見るのでした。

心の向くままに

部屋で横になりため息を付いているジェスター。その後に続いてカシアが入ってきました。

食事は済んだの？と問うジェスターですが、
食欲がない、とカシア。あなたが心配で、と。

「ピアが気になって」と返ってくると思ったジェスターは驚きます。（これは「デート」と同じじゃないよね…？笑）

悩みがあるか？というジェスターの問いに「無い」と答えるカシア。
それは嘘だと思うジェスター。

あなたは、私が異教徒の信者達を助けて失踪者たちを救ってほしいと願っているんでしょう？とカシアに問いかけます。

ジェスター…カシアが「ピアを助ける」といえば後ろも見ずに行動してしまう自分が分かっているから、カシアが行方不明事件やレミエル教についてなにか言うのを恐れていたようです。
でも、もう悩みすぎて疲れたのか（笑）率直に聞いたらスッキリしたようです。

でもジェスターの問いを「違います」と否定するカシアです。

正確には、それを望むわけでもなく望まないわけでもない。
法王庁に捕まった人は可哀想だが、助けに行くことでオロバス騎士と敵対して怪我をするかもしれないし、異教徒として追い込まれるかもしれない。
夫がそんな危険に耐えなければならないのなら、当然止めたい。

カシアは自分にどうしてほしいの？というジェスターに、
あなたがどんな決断をしても良い、と返すカシア。
カシアの「無視してもあなたのせいにはしない、心の向くままに行動しろ」という言葉に心が軽くなるジェスター。

だから、そんな顔でため息をつかないで、と頬をなで笑うカシアに、ジェスターは小さく頷くのでした。

カシア、ごめんよ…ジェスターの事を心配する言葉に裏があるんじゃないかと思ってごめんよ…笑

救出計画

レゼヴィ通り。ミルトン男爵の私邸にレミエル信者が集まっていました。

１０人ほど、斧などの武器の代わりになるものを持って集まった信者ですが…
彼らと男爵の私兵、イーグルの信頼する兵達の少ない人数では、初めて救出計画は失敗するかもしれないと思うイーグルです。
前２回はかなりの信者が集り、ようやく成功したみたいです。

でも、諦めるつもりはないイーグル。
信者たちに感謝を伝えます。
イーグル、今からでも心配な人は帰っても良いと伝えたり…失敗すれば皇子として自分の身が危ないのに悪を許す心もなく、すごくいい人じゃないですか？彼みたいな人が皇帝になったら幸せになれるんじゃないの〜？

その時、皇室の兵が嬉しそうに追加の信者の訪問をイーグルに伝えます。

一様に屈強な体型で、顔を兜で隠し完全武装した大きな群れが、古い私邸に入ってきたのでした…

きたーーーーーーーーーー！！！！！！！