８２話　あなた！私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた！私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた！私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

！！ネタバレがありますので、ご注意下さい！！
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

店の裏側

ここがどんなお店か分かった後も、老婆をしっかり探すカシア、さすがです。笑

老婆が買い物に来たわけでは無いだろうし、店に入ったのに中にいないのもおかしい。
１００％、この店の主人も異教徒信者で、ここは信者の集会場のようなところに違いないと推理するカシア。

デモを見ていた自分を信者に引き入れるために、この店に老婆が誘導したのだろうと。
２人の異教徒信者に呪文のように言われた言葉を思いだします。

「今日も可哀想な魂を楽園にお導きください」と店員に伝えます。
さすがカシア、全ての点を繋げるのがうまいなぁと思います。
それは合言葉だったようで、

カシアとジェスターは店員に隠し扉から続く階段に案内されました…

教祖の午後の話を聞きに来たんですね？という店員は、
「楽園の光があなたに宿りますように」と言って、お店に戻っていきました。

地下

ここはどこか？異教徒信者の巣窟じゃないのかと問うジェスター。
後で話すから、とりあえず入ってみよう、ピアがいるかもしれない、とカシア。

その言葉に、デートだなんて言っていたけど、最初から別の考えがあったのだと虚しさを感じるジェスター…涙
気付いてしまった…！！
お店で、ちょっと期待して嬉しかったぶん、天国から地獄に落ちたみたいなものじゃないですか〜可哀想。でも笑っちゃう。笑

勇敢に長い階段を進むカシアと、魂が抜けた顔で後に従うジェスター…笑
カシア、後ろの可哀想な魂を楽園に導いてあげて…っ！

階段を抜けた地下には広い場所があり、なんと「信者」が１００人以上集まっていました。

お祭り期間で外部の信者もたくさん出来たようで、二人を気にする人はおらず…
皆壇上を注視し誰かを待っているようでした。

これほどの規模なら、どこかに人が捕まっていてもおかしくはないとカシアにささやくジェスターです…。
そうだよね〜。まさかあんなお店がカモフラージュになっているなんて誰も思わないです。笑

教祖の言葉

そして、ゆっくり壇上に上がったのは、例の老婆でした。
拡声魔法のように老婆の大きな声が響き驚く二人。

この地に残っている魔法使いはいないので驚いたみたいです。
だから魔法石の運用にドレイアンもルベルノ伯爵も投資して期待を持っているんですしね〜。
この老婆がユニスなら、きっと魔法石使えるんでしょうが…

レミエルへの感謝を述べ、レミエルが楽園を作ろうとしている理由を話すという老婆。

レミエルの名を呼ぶ信者たちの様子は実に恐ろしい雰囲気でした。
カシアもこの変な宗教にハマったのか、一緒に信じようと言われたらどうしよう、でもカシアが言うならやらないと…と、カシアの肩を抱いて目をぎゅっとつぶって
「レミエル様…」と言うジェスター。爆笑！
そんなジェスターに、しっかりして！と小突くカシア…ジェスター可哀想。笑

殆どの帝国民が信じるオロバス教を悪魔と名言しているので、帝国民からすれば、これは確かに異教徒でしょうね〜。この集会だけ見れば、やばい宗教ですもん。

「楽園が開かれるときに、兄妹姉妹の崇高な魂を、この教祖がレミエル様に導きます！」
楽園！レミエル様！と叫ぶ信者…

魔力石の運用ができる教祖。ラエルゴに聞いた魔力石運用の代価。
それらを考えると、「魂を導く」という言葉が引っかかるカシア…

高級魔力石には代価が必要で、あの老婆が信者たちの生命を奪って魔力石を運用しようとしているのでは…？
そもそも、ハベルン以外に、魔力石の発掘出来る場所があるのか？

カシアにも、複雑で難しい問題みたいですね。

その時
「今日は【太陽】がこの場に来てくれている」と、
教祖と入れ替わりで登壇する黒い仮面の鎧姿の男。
皇族にのみつける「太陽」という称号…

顔は見えないものの、第二皇子のイーグル・シモンに違いないと推察するカシアでした…

こんな異教徒の集いに参加しちゃうなんて…
皇帝の前ではあっさりした感じだったけど、回帰前に火刑にされてしまうくらいですし、第二皇子、しっかり信仰心の厚い信者なんですね…