64話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

64話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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忠誠心

ああ、この方のために一生身を捧げて仕えるために、今まで生きてきたんだ。

その言葉に、同意したり、あの時泣いたんじゃないかとからかったりと、笑う傭兵たち。
そんな彼らを落ち着かせるグレゴリー。

自分は、過度な給料で気遣ってくれたんじゃないか、と言ったんだ。
大将への義理で戦うのだからここまでしなくても良いと言った。
そしたら、なんと返したかわかる?と。

グレゼで働く人々は、当然苦労に対する対価をもらわなければならない。
その中でも、最も待遇を受けなければならないのは君たちのような兵士ですね。
命を担保に戦場に出るあなた達の戦意を、わずかなお金で称えるというのはかえって恥ずかしいことなので、どうか負担に感じないで。

カシアの真剣な話し方を真似するグレゴリーに、また全員が笑います。
グレゴリーは帰る間ずっとそのセリフを言っていたようです。

これらも、グレゼのために努力してくれれば、私は望むことはない…

そこまで言って笑い出すグレゴリー。
言葉遣いが険悪でも純真なところがあるアッシュラムが、ジェスターの脇をつついて、
グレゴリーが、これから忠誠心は大将ではなく奥さまにすると言っていた、と伝えます。
その言葉にニヤリと笑うジェスター。

それは当然、というグレゴリー。
隊長は忠誠ではなく固い戦友愛で一緒に仕事をして、この体の忠誠は奥さまに捧げる、と。
同意するアッシュラム。義理で一緒に転がっていたけど、苦労の分気遣ってくれるから、感謝してもっと強くなりたいと思った、と手をお金の形にします。

今まであまり気遣えずすまない、というジェスターに、
自分たちの性格を知らないの?とグレゴリー。
義理があっても乗り気でなければ仕事を一緒にしなかったと。奥さまに会って今は待遇も受けて、今まで薄給でやってきた甲斐があったじゃないか、と。ジーンとしたのか鼻先をさっと拭きます。

とにかく、傭兵団もそろそろ整理してグレゼで過ごすことにしたというグレゴリー。
奥さまが安定した支援を約束してくれたから、と。
ペドロとアッシュラムも頷きます。

目を細めるベルトル。おそらくジャッカルの全てがグレゼに入るようでした。
それは大変な意味を持っています。

カシアの能力に驚きつつもイライラするベルトル。
自分でもジャッカルをアクシオスの兵力にしようと苦戦したが、出来なかったのです。

もちろんジェスターとの絆があってこそで、カシアが安定的な収入を確保したためにようやく定着を決めたのだろうが、それにしても、知り合って間もないカシアに忠誠を誓うという言葉はただの笑い話には聞こえないベルトルでした。

忠誠を誓わせることも能力が必要で、冷静に損得を計算して行動するベルトルの最も苦手とする部分でした。
その部分を満たしてくれる完璧な助手がいれば申し分ないでしょう。

無理やり笑うベルトル。
毎回感じるが、夫人を妻に迎えたのは男爵の一生の幸運だよ、そう思わない?と、ジェスターをまっすぐに見つめて言います。

おのおの同意して笑う傭兵三人。

しかし、幸運というのはおとなしく留まってばかり居るものではない。
逃さないために最善を尽くす必要がある、と意味深な発言をするベルトルです。

その姿がイライラして気になるジェスター。
グレゼには繁栄しか無い、奥さまに夕食で乾杯しよう!というグレゴリーに、無理やり笑い頷くジェスターです。

☆ベルトルの言葉に意図を感じてイラつくジェスターですね。

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ベルト2世

ところで、伯爵様もアクシオスに早く奥さまを迎えてください、とアッシュラム。
それは伯爵様が思うようになさるだろう、大将は1人で領地を治めるのには足りないから奥さまのような方が必要だと思うけど、と文句を言うペドロ。

慎重にアクシオスの奥方を待っているけど最近は寂しい、とベルトルは笑います。
そんなベルトルに、新婚のように仲睦まじい妻を持つグレゴリーは、
領地の助っ人ではなく、魂の伴侶!愛らしい妻無しでどう生きていくんですか!と興奮します。
同意するかのように頷くベルトル。
男爵が美しくて優しい妻を迎えたのを見るからか、最近は特に寂しい、と。


探せば奥さまのように凄い方がいらっしゃいますよ、というグレゴリーに、

男爵夫人のような人はそう簡単に見つからないから、何年かは苦戦するだろう、とベルトルはジェスターに視線を向けます。
その言葉の一つ一つが耳障りに感じるジェスター。

一生を共にする女性は簡単に選ぶものではないし、領地が大きいからなおさら、と。
ベルト帝国の歴史を知っているか?と言うベルトル。

最高の盛況に今も崇められているベルト2世。
皇太子時代も、皇座についても雨に降られることはなかった。(それぐらい凄いってことですね)
大臣達に皇后を求められても、自分の基準で完璧なパートナーは1人だから、その女性でなければダメだと答えるばかりだった。
貿易を定着させるなど多くを成し遂げたその女性ユリエル。彼女はすでにパラシュ公爵の妻だった。

その後、ベルト帝国の歴史に残る女性、ユリベル・ベルト皇后。
ベルト2世はついに彼女を妻に迎え、彼女は大変な功績を挙げた。
彼の最も完璧な選択は、彼女を皇后にしたこと。
妻を奪われた悲運のパラシュ公爵の物語は、1行も歴史書にはなかった。

☆こんな話をジェスターにする理由はひとつしか無いですね…

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つぶやく言葉

夕食の席。意外とお酒に強く適度に酔い気分の良いカシアとは違い、大量のお酒を飲んだジャッカル10人ほどと、ベルトル、ジェスターたち。
ジェスターは死ぬほど飲んで正気ではありませんでした。

グレゴリーとペドロの助けを借りて、寝室にジェスターを移し寝る準備を終えたカシアはため息を付きます。

【カシア、行かないで】
【私が頑張るよ】
【なんで好きになるなって言うの…】
【カシア、カシア…】


酔って無意識につぶやくジェスターに笑う傭兵たちを思い出し、顔を赤くするカシアです。

恥ずかしさに、ジェスターの胸を叩いても効果はありませんでした。
それでも恥ずかしくて叩いていたら、カシアの手を握ってくるジェスター。
目を覚ましたかと思ったジェスターは、依然様子は相変わらずです。

ジェスターが憂鬱に見える理由は、きっと夕食前にベルトルと傭兵達と一緒にいた時に何かあったのだろうと思うカシア。
ベルトルの顔を思い浮かべ、ため息をつきます。

宝物のようにカシアの手を握るジェスターは、めまいがしてやっと口を開きます。

私…

また何を言おうとしているんだと思うカシアでした。

☆ここで…!何を言うのか気になる…!!!

☆全体の感想☆

ジャッカルの面々は、結構愉快で面白い人達みたいですね。
早く漫画でやり取りをみたいです!

そして相変わらずですね〜ベルトル。
ここで皇帝ベルト2世の話をしたのは、いずれカシアを奪ってやるという遠回しの警告でしょうね…いちいち言い方が…

そんなこともあり、夕食の席で飲みすぎ泥酔のジェスターです!
何をカシアに言うんでしょう!楽しみです♪

読みいただきありがとうございました…!!

コメント

  1. sieben より:

    更新有難うございます!ほんとベルトルははよ帰れ!ですね😤
    カシアの人たらしっぷりも凄いのですが、傭兵団の中でのジェスターの人望の厚さが自分的には凄く嬉しかったです✨回帰前に薄給でこき使われてたジェスターと一緒に戦ってくれてた訳ですから、今後は傭兵団の皆さんも是非報われて欲しいです☺️
    そして次回、ジェスターったらまた何を吐露しちゃうのか楽しみです!
    またの更新を楽しみにお待ちしています🍀

    • sumomo-chan より:

      コメントありがとうございます✨
      確かに😳薄給でも命をかけて戦い続けるなんて、よっぽどの人望と信頼がなければ出来ないですよね…‼️
      ベルトルには絶対に得ることの出来ない人望。傭兵団とのやり取りにジェスターの人間臭さのような…魅力を感じます😊
      今後はブラックで働いて来た傭兵団が、ホワイトな職場で幸せになることを願って…😁

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