ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆
「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。
!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。
56話 感想です☆
※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。
甘え方
ねぇ、あなた1人で外に出てはダメですか?と、カシア。
アクシオス伯爵を出迎えるのが乗り気ではない、と。
その問いに何も悩むことなく、自分1人で出迎える、とうなずくジェスター。
カシアが乗り気でないのに、強要するつもりはない、と。
本当に体調が悪いのでは無いよね?と心配します。
体調は悪くない、と答えるカシア。
心配そうなジェスターを見て、ベッドから起き上がり窓際に歩くカシアの心はソワソワしていました。
回帰前は無情だった夫はあまりにも優しく、幼稚だと知りながらもダダをこねて、どれだけ自分を大事にしてくれるのか試してみたくなるカシア。
ここに来て何もしたくなかったけど、結局忙しく過ごしたじゃないですか。
そうだね、と後ろにジェスターが近づく気配。
親にも夫にも甘えた事がなく、なんと言えばいいかわからないカシア。
…とても大変だと思ったら何もせず横になっていたいです。と悩みながらも伝えます。
たかだかそんな話をしたことに、甘えた(だだをこねた)事がない人は、やろうと思っても結局出来ないみたいだ、と思うカシアです。
ジェスターの反応は予想通りでした。
今すぐ何もしなくていい。そんな事を言うなんて最近大変なんだね。
かつら事業もポールに報告を受けて勉強しているから心配しないで。
足りないかもしれないけど、自分が気を配るから、と。
エステラやアランのようにわざと駄々をこねて子供のように振る舞い、あえて前世と変わったジェスターを確認したい自分に、内心笑うカシア。
自分はこんなに幼稚な性格だったのか、と。
☆ジェスターに甘えて、反応をみたいカシアです…笑
首都への目的
首都に一度遊びに行きたいんですが、大丈夫ですか?とジェスターを振り返るカシア。
首都?それがなにか難しいことだと…
帝都の出首都クシェットは北部にあり、馬車で走って半日で到着します。
なぜ首都に行くことを確認するのか…おそらくこの頼みは単に首都に行きたいということではない確率が高いと思い当たるジェスター。
例えば、今盛んに首都を賑わす第一皇女の誕生祭に行きたいとか…
しかし、ルベルノの伯爵令嬢とは違い、皇室の招待状をもらえないグレゼ。
ジェスターは視線をそらし恥ずかしそうに顔を赤くします。
皇女の誕生祭期間に合わせて一緒に行ってもらえますか?と言うカシアに、
「本物」の貴族にしか許されない皇居入りをしたいということだと、自分勝手に考えるジェスター。
その反応に怪訝なカシア。招待状がもらえないなんてカシアの方が理解していることで、皇居入りなんて考えてもおらず、首都に顔だけでも出そうと考えていたカシアです。
(また考えすれ違ってるよ…!)
うーん、まず首都に行くのはアクシオス伯爵を見送ってから徐々に準備しましょう、とカシア。
そうだね、と何にでもうなずくジェスター。
カシアは余計な事をいうのは止め、なぜか複雑な心を飲み込みジェスターに近づきます。
アクシオス伯爵が訪問する日なので、なかなか良い服を来ているジェスターです。
少し曲がったコートの襟とクラバットを直し、ジェスターを見上げるカシア。
ジェスターもなぜかしょんぼりした目でカシアを眺めます。
…
静寂。
☆またジェスターは勘違いしてますね…!
罪への罰
恥ずかしくなり視線をそらし、話題を変えるジェスター。
最近カシアのそばにいるクララの話になります。
自分がずっと一緒にはいられないし、あなたと同じ年頃の娘がいたらと思ったから、本当に良かった、とジェスター。
クララの話になり、悩むカシア。
今世では領主であるジェスターの権限で、マシューが犯した過ちを罰したいと考えています。
また、領主としてまだまだ未熟なジェスターが心配なカシア。
10年後は彼が自分で領地をよく納めなければなりません。
そして、「犯罪」を犯した領地民の処罰は、領主の権限であり、威厳とも直結する部分です。
気になる事がある、とカシア。罪を犯した領地民の処罰についてどうしているのか?と。
領主になって3年、一度も領地民の処罰に関与したことがないジェスター。
グレゼ領は小さな村2つだけなので皆親密で、領主が直接罰を下すような殺人、暴行などの重い犯罪は1度もありませんでした。
些細な紛争は書類処理のみでポールに任せていたジェスターです。
領地民は純朴で…自分が前に出ることはない、とぎこちなく笑うジェスター。
予想通りの答えにため息を付くカシアに、皆優しくていいじゃないですか、と返します。
しかし、明日にでもなにか起こるかもしれないじゃないか、とカシア。
暇さえあれば酒を飲んで手を挙げる悪い夫はどうしたら良いんですか、と。
まぁ、そんな通報があればちょっと考えてみないと、と頭を掻くジェスター。しかし、それほど心配している様子ではありません。
ぜひ考えてみて下さい、とカシア。
そろそろ、アクシオス伯爵が到着するからあなたは行かないとですね。
私はゆっくり準備をしてお昼ごろに行きます。
グレゼの女主人としての礼儀のために、気は進まなくともそう付け加えるカシアです。
そうだね!そうしたら!
満面の笑顔のジェスターに笑わざるを得ないカシアはニヤリと笑いました。
☆カシア的には伯爵なんてどうでもいいから、クララを助けたいですよね〜。
ベルトル・アクシオス伯爵
二階のカシアの部屋から、グレゼには似合わない列を作って訪れるアクシオス伯爵を迎える、ジェスターが見えました。
ビチェと変わらないその姿は、回帰以前とも変わりません。
28年生きたカシアには見える、やや冷たい目、人間味のない冷静さ、野望。
自分の目的のためには手段を選ばない、自分の近くではルベルの伯爵がそうでした。
父はあの男に比べたら良好な方かも、と思うカシア。
前世でカシアに情婦になれと提案しただけでなく、回帰して事情を調べると、ジェスターのこともチェスの駒として考えているに違いない男。
あえて急いでグレゼに来たのは、軍隊(ラカン族含め)も出来たから関係を固めておくつもりなのか?と考えるカシア。可能な限り彼の本音を探ろうと努めています。
その時、ジェスターとの挨拶を終え城に入ろうとしたベルトルと、約束でもしたように視線があうカシア。口元がにっこり、あざ笑うように上がるベルトル。
その刹那の瞬間絡まった視線は相当重く感じられました。
すぐに視線を外し、城へ入るベルトル。
彼を見つめるカシアの目つきは強いものでした…。
☆もう、波乱を巻き起こしそうで怖い…
なんか、もうちょっと違う感じで、ジェスターの愛情をためすのかな〜なんて思ったんですけど違いました。まぁ、ベルトルが来る日だしね…笑
カシアはわざとちょっとワガママを言って、ジェスターの反応を見たかったみたいですが、
カシアのいうことは全部オッケーだし、むしろ体調を心配しちゃうし、自分も頑張るから休んでって言ってくれる夫最高すぎません?
誰にも甘えることがなかったカシアが、当たり前のようにジェスターに甘えられるようになればいいですね〜♡
最近あと10年しか無い、ってやたら出てきますね。
ジェスターのことも領主として育てないと、と思うカシア…
ジェスター、伸びしろしかないし、優秀すぎる調教師のカシアの手にかかれば、アクシオスなんて目じゃない領主になれるはず…!!!
そしてやって来ちゃいました。ベルトル。
最後の短い部分だけで、もう不安しか無い。
さら〜っと帰っていって欲しいですが、そうも行かないんでしょうね…
はやく帰ってもらって、皇女様誕生のお祭りシーンを楽しむ二人を見たいです…!!
読みいただきありがとうございました…!!
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