55話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

55話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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良い夫

誰が見ても強く握って出来たアザに、家で料理をして少し怪我しただけ、というクララ。
見え透いた嘘が恥ずかしいのか、慌てて、片付けてきます!とトレーを持って部屋を出ていってしまいました。

クララを追おうとしたカシアは、再び椅子に座ります。
なぜそれほど敏感に反応するのか知っているカシア。
お酒を飲んで暴力を振るう夫との家庭以外行くところがないというのは、いかに悲しく残念なことか。クララは自分の「恥部」をさらけ出したくなく、弱音を吐くことも嫌でした。
カシアと姉妹のように仲良くなってからも助けを求めたことはありませんでした。

前世で、新婚の頃は暴力的ではなかったと言っていたことも、嘘だったかもしれないと考えるカシア。今は父からも送金があるだろうに、下女として働くということは領地戦が始まる前から資金にも困っていたのだろう、と。

良かった、と思うカシア。
少しでも早くクララの人生を調べ、対応することが出来るようになったからです。
今すぐ体の傷を問い詰めたいが、クララとはまだ親しくないし、前世でも自分の口からは何も言わなかったクララです。
打ち明けてくれる関係まで待つには、マシューの暴力が心配でなりません。

そういえば、マシューに比べれば前世のジェスターは良い夫だったかも、と思うカシア。
無関心だったが妻に手を出すこともなく、お金もわずかですが稼いできたし、湯水のように使うこともありませんでした。
いや、それがいい夫なのか?と思うカシア(笑)
歯ぎしりするほど憎んだジェスターを「良い夫」と思わせるくらいのマシューは、本当に犬野郎だと思うカシア。
いや、犬野郎というには犬たちに申し訳ない…(爆笑)

あいつはいつ死んでも可哀想ではない、とカシア。なんとか手を打とう、と。

これは、休みながら気楽に過ごすという誓いとは別です。
クララ、ポール、ラエル、ルーシー、数人の優しい人たちの幸福のためなら喜んで何でもするカシアでした。

☆前世のジェスターの株があがるかと思ったのに、全然違った…泣

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誕生祭の招待状

ベルトル・アクシオス伯爵がグレゼを訪問する日。
素晴らしい人物の訪問に興奮して、料理長やポール、ジェスターが慌ただしく動いていた中、カシアだけは違いました。

ベッドから頭と足を出して、好きな格好で転がるカシアは大きくため息を付きます。
意欲的に行い、準備が終わったかつら事業について考えていたカシア。

かつら事業の広報には、近日中に皇室で開かれる第一皇女イスクリア・シモンの誕生祭を狙っています。
首都で一週間開かれるお祭りでは仕事が禁止され、平民も貴族も誰もが酒や食べ物、皇室の準備した公演を楽しみます。
かつら事業を抜きにしても、「名のある」領地にするためには、北部だけでなく首都の貴族とも交流しなければならないと考えているカシア。ラエルゴから、二人の子供が生まれてくることを確認し、その熱望は大きくなりました。
カシア自身が10年後に死んでも、子供とばかな夫はその後も領地で暮らしていくのだから…と。

しかし、問題は招待されなければお祭りに参加できない事でした。
ルベルノでは毎年10回以上様々な催しで招待状を受けてきましたが、招待はある程度力のある家門(伯爵以上)でなければならないので、前世のグレゼでは一度ももらったことがありません。

ルベルノ伯爵に助けを求めるか考えるカシア。
しかし、勤勉で緻密な事業化の父をこの事業に更に介入させれば、いつ主導権を取られるかわからない心配があります。

まずは首都には進出しないと、と考えているカシアです。
祭りの期間に合わせて出かけようと思いますが、領主であるジェスターが、バカな振る舞いをせず自分の思ったとおりに着いてきてくれるか心配なのでした…(わかるけどひどい笑)


☆伯爵でも気後れしていたジェスターだし、それ以上の貴族に会ったらどうなるか…笑

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10年という時間

悩みは一つではなく、更に気になるのはクララの事情です。
雇用から一週間経ち、仲良くはなってきたもののクララの鉄壁防御にはかわりはなく、間違っても袖口を見せることもなくなりました。
公式的に、クララの夫への戒めはジェスターにあります。

【私はあなたを信じます】
最近、ジェスターの言葉に動揺しているカシア。
夫の愛と信頼を受け、気分が良いが複雑です。

ジェスターに伝えられない事実がカシアの心を重くさせます。

訳もなく親しくならない方が良かった、と思うカシア。
以前のジェスターなら自分が死んでも何の興味もなかったので、カシアの死後豊かな生活を楽しむでしょうが、今はやたらと興奮しながらカシアのあとを追うと大騒ぎするのではないか…と。
それは行き過ぎか、と考えるカシア。(行き過ぎでもなさそう…)

今から10年しか生きられません、と聞いたらジェスターがどれほどショックを受けるか心配せざるをえないカシアです。

ノックの音がして、ジェスターが部屋に入ります。

どうしたの?というカシアに、
もうすぐアクシオス伯爵が到着するから、とジェスター。

準備でもしろという意味か?気に入らないベルトルを迎えに行くのが嫌とは言えないカシアは、万事が面倒くさいという表情で目を細めます。

ジェスターはカシアに近づくと、目の高さに座ります。
逆さまのカシアと、ジェスターの顔が向き合います。(あ、まだカシアはゴロゴロしてたのね)

…可愛い。
なんですか?!

どんな姿でもひたすら崇めるのか、ジェスターは笑みを隠せず顔の筋肉がピクピク動きます。
可愛いって、一体何が?と口が塞がらないカシア。(カシアがだよっ)
(ここで○○漏らしても、この男は自分を可愛いと思うだろう、とか考えるカシア…)

キスしていい?
慣れてきたのか、返事を待つことなく、カシアの顎の上に短く口づけし、そっと降りて唇にキスをするジェスター。

赤くなるジェスターをみて、なんとなく気になるカシア。
この人は私をどれだけ愛しているのか知りたい、という心。

無関心を装い、カシアはジェスターを呼びます。
ねぇ、と。

☆いいとこで…!!!

☆全体の感想☆

クララは、仲良くなったカシアに助けを求めることなく、前世でもずっと我慢していたんですね。今世では皆で一緒に幸せになってほしいです。

そして、もうベルトルはグレゼに来るんですね…早い。
もう少しのんびり(カシアは大忙しですが)日常見ていたかった…

ジェスターのちゅーの仕方が、なんかもう慣れてて…!可愛すぎる…!!(なにしても可愛い笑)
ジェスターの愛を確かめたくなったカシアですが、どんな事で試すのでしょう〜。
もう、こっちも予想できないくらい愛が重いだろうから(笑)カシアの反応が楽しみすぎます♡

いいところで終わってしまいました…次回が楽しみです!


読みいただきありがとうございました…!!

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