54話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

54話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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喜びのカシア

クララ・ホールトン!いい名前ね。縁があって嬉しい、とカシア
ここへ来たばかりで、慣れるのも難しくて寂しかったの、と。

そんな風には見えなかったカシアに目を丸くするポール。これほど早口の姿も始めてみます。

自分の手を握るカシアの手を見下ろし困惑するクララ。
立派な貴族出身の奥さまで心配していたクララは、好意的なカシアに驚きます。

あなたとは友達のように仲良くなれそう、というカシアにドギマギするクララ。
天国のようだと聞くルベルノから、グレゼにきて、どんなに適応するのが辛かっただろう…

カシアの手に力を入れる、熱っぽい性格のクララです。
ご親切にありがとうございます!奥さま、最善を尽くします!

そんな10年前から変わらないクララの姿に、カシアは泣きそうになりながら微笑むのでした。

☆早口のカシア。笑 いつも冷静だから、ポールはびっくりですね。

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クララ・ホールトン

クララ・ホールトン。
北部バルナン領で、バルナン子爵の経営する企業の下請けだった父のもとに生まれた彼女は、かなり豊かに育ちました。
20歳の時、グレゼで活動を広げようという父の意向で、父の友人である10歳以上も年上のマシュー・ホールトンと結婚することになり、不幸が始まったクララ。

暇さえあれば酒に酔う夫の代わりに、家計を担うことになってしまったクララの生活は、領地戦によって壊れました。
アクシオスとグレゼ対バルナンとビチェの関係は悪くなり、父からの援助もなくバルナンに帰ることもできなくなったクララは、グレゼの下女として働き始めます。

豊かな生活から食べることもままならない貧しさとなり、夫は暴れん坊。
カシアとクララが親密になったのは二人が似ていたからです。
夫婦間の愛情が無いのは二人共同じでしたが、クララは更に深刻で、彼女の夫は手を出すような男でした。

さあ、どうぞ、とケーキと紅茶をクララに差し出すカシア。
テーブルを挟んで、こんな貴重な物をいただけないと恥ずかしがるクララ。

確かにグレゼではケーキ一切れも高級品です。(涙)
グレゼ城の様子を垣間見るようにぎこちなく笑うクララに、照れくさそうなカシア。

毎日はちょっと負担だけど、領主様がビチェで大きな収入を得たから心配しないで。
あなた、栗の乗ったケーキが凄く好きでしょう…
しまった、とカシア。
…好きなんじゃないかと思うけど、違う?
1人でお茶をするのは寂しかったの。これからも時々話し相手になって、というカシアに、
光栄です、と赤くなりケーキを食べるクララ。

クララと境遇が似ていたからだけではなく、彼女はこの城で唯一ビタに敵対した勇敢な人物でした。
グレゼ城で「お嬢さま」と呼ばれ、ビタがそれを当たり前に思っていた頃、クララが登場し、二人はもみ合いに発展しました。

【私は奥さまのお世話のために入ってきたんだ、お前の世話のためじゃない!】

ビタが泣きながらジェスターに言いつけたことを知り、クララが追い出されるのではと恐怖したカシアは、仕方なくジェスターを尋ね、クララだけのせいではないから、と善処をお願いしました。
どうしてそれを僕に言うんですか?と怪訝なジェスター
自分には下女を管理する権限はないから、善処を求める必要はない、と。

当時はビタを大事にするジェスターの不思議な反応に悩む暇もなかったが、今になって、本当に浮気していたのか疑わしく思えるカシアビタとそういう関係なら、クララを怒ったんじゃないか…と。
今はもうビタもいないので、確かめるすべはありませんが、決着が着いていないという考えが片隅に残るカシアです。

☆ここに来て!ビタとの関係をいい意味で疑問に思い始めるカシア!!

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家族関係

ところで、家族関係は?とクララに問うカシア。
結婚しました、夫がいます。とギクシャクした様子で答えるクララ。

それは知っています。クララに手を出す最低な男マシューを忘れないカシア。
前世で、余計な心配をかけないようにと夫の暴力を隠していたクララ。カシアはそのことに気付くのが遅れ、ラエルが生まれたあとに発覚しました。
もう少し早く分かってあげられたら、と後悔しているカシアです。
前世で問い詰めるカシアに結婚1年後から暴行が始まったと言っていたクララ。

まだ、と思いながら苛立つカシアです。
前世では領地戦で父からの仕送りがなくなり入城したクララ。今この時期に来た理由はなにか、と考えます。あの飲んだくれが、お金を稼いでこいと指図しているのか…

夫に殴られている?と初めての出会いで露骨に聞くことは出来ません。

ある程度親密になるまでは見守るしか無い、と考えていたカシア。

クララの袖口から真っ青なアザが見えるまでは。

反射的に手首をつかんで袖口を除くカシアに、驚くクララでした…。

☆カシア、やっちゃって!涙

☆全体の感想☆

今回はクララ回でした。
大変なグレゼ時代を一緒に乗り越えたカシアとクララの絆は固いんでしょうね!
嬉しくて仕方ないカシアに、あぜんとするポール笑

そして、クララはビタを戦ってくれた唯一の味方だったんですね!
クララがいなかったら、ルベルノに泣いて帰ってたかも、とも言っていました。

そして、そこから、なんと!
回帰前のジェスターとビタの関係に疑問を感じるカシア!
確かに今回ビタはいなくなってスッキリですが、前世で二人は浮気してたと信じていたカシア。ジェスターがあのビタと浮気なんてするわけが無いということをちゃんと分かってあげてほしいです…!!!

クララは夫のマシューに暴力を受けているようですね…
飲んだくれのくそったれ旦那に、カシアの手で、是非制裁を!!!

読みいただきありがとうございました…!!

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