53話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

53話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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生涯の

忙しいカシアの部屋で朝から喋っている、機嫌の良さそうなジェスター。
アクシオス領から来た書簡のためです。

ゆっくりと訪問する意思を伝えていましたが、ベルトルがまずグレゼに訪問したいと言う連絡でした。見るものもない田舎の領地に初めての客も同然です。

アクシオス伯爵の訪問に浮足立ち、何を準備するべきか、兵士の見学を…とうきうきした声でつぶやくジェスターに、デスクに座って、「勝手にして下さい」とカシア。

自分が「領主」というのが恥ずかしいくらい、伯爵は真の指導者で…伯爵の話は非常に有名だし、南部にいる時も聞いたことはあるでしょう?とベルトルを褒めるジェスター。(また…)

カシアがかなり乱暴にペンを置き、黙るジェスター。(何度目。笑)

朝からやってきて、1時間も同じ話。アクシオス伯爵の話はもうやめて、とカシア。

忙しくても、あなたと話すのは良いけど、伯爵の話はもう聞きたくない、と。
面白くもないし興味もない、一緒に着いてくるあなたの劣等感あふれる言葉も聞きたくない。
世の中に妻の前で自分をこき下ろしながら他の男を褒めるバカがどこにいますか?と。

「領主」の名前が恥ずかしければ、恥ずかしくない指導者になればいい。領地民は資格もない領主に従うバカ達ですか?

あの人は、すごい人だよ。私とは比べ物にならないよ。…じゃなくて。(まだ言えるの逆にすごい笑)

私があの人を凌ぐすごい指導者になる、という考えを持って生きて下さい。
ジェスターの頬を軽く押さえ、つんと突き出た唇を親指でポンポンと叩きながらカシアはため息を付きます。

出来ないことでは無いです。5万で15万と戦う事はやってみたら不可能ではなかったでしょう?
それはあなたがあなたの力で作った結果です。

にっこり笑うカシア。
つまらない自分をこれほどまで信じてくれる人が果たしているだろうか。それも、これほど素晴らしい素敵な女性が。

夫として期待に応えられるか心配なジェスター。今回は弱音を見せたまま大きくうなずくだけです。

カシアの手が離れる前にジェスターの手がカシアの手を握ります。ずっと触って、という意味のように。
そんな可愛い行動に笑いをこらえるカシア。

それから、もう一つ。
他の領主たちと円満な関係を維持するのは良いですが適当な距離を保つようにというカシア。あなたが何を見てアクシオス伯爵を信じているかわからない、と。

すでに前世での経験で信じるに値しない男ということはよく知っているカシアです。
ジェスターの称賛に共感出来ません。

世の中は恐ろしい。自分自身は誰も信じてはいけません、というカシア。
自分より7つ年下だって本当に信じられない、というジェスター。(カシアドキっ)

君も?と問うジェスター。
苦悶するカシア。
10年を遡りあれこれ人生計画を立てていること、10年後に死ぬ予定という言葉もジェスターに言うつもりがないカシア。隠すことがまったくなく透明なわけではありません。

ええ、私も信じないで…というカシア。
いやだ。

世の中に1人も信じられる人がいないのは悲しい事だ。だから、君を信じるよ。石ころから金が作れると言っても信じる。とジェスター。

自分が裏切ったらどうするの?という言葉に、大丈夫、と重ねた手に力を入れるジェスター。

あなたが毒を飲ませても嬉しくいただきます。
背中にナイフを指しても嬉しく死ぬでしょう。

そんなこと言ってもちっとも嬉しくないというカシア。

喜びを求めているのではなく、真心であり意思。信頼であり忠誠。あなたにすべてを捧げるという。

優しく愛情のこもった手に二の句が告げないカシア。

誓って。生涯あなただけに忠誠を尽くしていきます。

☆ジェスター…こんなちょっと遅いプロポーズみたいな…!!

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見知った顔

練習のため練習場に向かったジェスター。
残ったカシアは依然彼の声が聞こえるような幻聴に包まれていました。

先程は頼もしい夫のようで、立派な家長のようでした。

【一生、あなただけに忠誠を尽くします】
そしてジェスターを情けなく思いながら、毎回こんなにときめく自分は…

コンコン、というノックの音に過剰に驚いてしまうカシア。(笑)
許可の声にドアを入ってきたのはポールでした。

後ろにはメイドの服を来た侍女の何人かがカシアに黙礼して入室します。
最後に入ったメイドの顔が見慣れたもので、カシアは驚き嬉しそうにお尻を上げて口を塞ぎました。

当惑しながらも嬉しいカシア。
前世とは違い資金に余裕があるため、ポールに使用人を増やすように頼んだカシア。働く場所がない領地民に職の提供をするためです。
なんの考えもなくそうしたカシアでしたが、本来なら領地戦後に出会うはずの「彼女」との出会いを早めるとは思わず幸せな気持ちで驚くカシアです。

ポールが使用人たちを紹介します。新しく15人を雇い、調理室5人、馬小屋2人、伝令場に3人。そして、こちらにいるのは通いメイドの5人です、と。

嬉しそうに彼女たちを見るカシア。その表情を注意深く見るポール。
幼い貴族は通常同じ年頃の侍従をそばに置き、話し相手とする場合が多くありました。しかし、たった1人で見知らぬ土地に来たカシアが寂しいのではないかと内心気になっていたポール。
カシアはまだ若く女性であり、夫のジェスターも年の離れた執事の自分も世話のできないところがあるだろう、そんな心を満たしてくれる子がいたら…と思うポール。(さすが有能!)

パッと立ち上がり、メイド達に近づき優しく目を合わせて尋ねるカシア。
嬉しい、あなたの名前はなに?
わ、私ですか…?

5人もいるのに、自分にだけ名前を聞く美しい主人に緊張する少女。
固唾をのみ、答えます。

クララ…です。クララ・ホールトンです、奥さま。

☆クララに…クララに会った…!(すいません)

☆全体の感想☆

アクシオス領から手紙が届き、喜ぶジェスター…
北部の王都まで言われる恩人が、なにも見るところのない自分の領地に来たいっていってくれたらそれは嬉しいですよね…あ、しっぽみえちゃいそう。涙

そんなジェスターに毎度飽き飽きしてるカシアですが、以前とは違う雰囲気…
ほっぺ触っちゃったり、手を合わせちゃって可愛いとか思っちゃったり。笑
ジェスターだって自信が付けば、ベルトルなんて目じゃないですからね。
あっちにはユニスがいますけど、こっちにはカシアがついてるんですから!

もー、生涯君だけに忠誠を誓うなんて、ジェスターに言われてみたい。
そんなの熱い目で言われたら、それは幻聴も聞こえますね!笑
ベルトルなんて口先だけで言っちゃいそうですけど、この言葉がジェスターからでるという重みよ…

そして、有能執事ポール。(皇室で働いてたことがあるらしい事が書いてありました)
避妊薬騒動もありましたし、近くに同性の心許せる子がいれば…と思ったんですね。ホント有能。
思いがけず、カシアが喜ぶメイドさんを連れてきてくれました。
クララはカシアの死に際にベッドで泣いてくれた女の子でしょうね。
美女のご主人に迫られて困惑気味ですが、今世でも良い関係が築けることでしょう〜。

次回が楽しみです!!

読みいただきありがとうございました…!!

コメント

  1. sieben より:

    更新有難うございます!
    52-①と今回で二人の仲が更に深まって、ベルトルが不穏オーラを放ちつつやってきてもきっと大丈夫!と安心できました。52-①は本当に…読んでるこちらまでおかしくなり召されました✨😇✨漫画で見るのが楽しみ過ぎます!
    それにしても、供物には命ばかりか魂そのものまで差し出さないといけないみたいですね…ジェスターの魂は既に魔力石に捧げられたもの(多分)だと、ユニスは見たら分かるのかとか、色々気になります。ベルトルは…いい当て馬になればいい笑
    またの更新を楽しみにお待ちしています😌

    • sumomo-chan より:

      コメントありがとうございます😊
      回を追うごとに二人の中が深まるシーンが多く、漫画が待ちきれなくなりますね!
      まさかベルトル側に魔力石を使う魔法使いがいるとは思わなかったので、これから二人に絡んできてなにか問題が起きるのでは…とはらはらします。
      ベルトルはカシアを手に入れるためにそのうち魂差し出しちゃいそうですし…良い当て馬くらいでお願いしたいです笑
      こちらこそ、いつもツイート楽しみにしております🙇🏻‍♀️💕

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