49話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

49話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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燃える目

今すぐ、あなたの代わりに死ねと言われても死ぬかもしれない。

その言葉に二の句が継げないカシア。
信じられない言葉ですが、目を見れば本当にそうするようです。

ビチェ領で、野蛮人に拉致された時もそうだった、と思い出すカシアです。

この男は、本当になんなの?
また内心ドキドキするカシア。誰が他人のために命を出せるのか。

両腕をついてカシアを下に閉じ込め、燃える目で話すジェスター。
反射的にジェスターの頬を撫でるカシア。
その感触に緊張するジェスターの喉が震えます。

ゆっくり下がる唇を視界に、目を閉じるカシア。
前世でこんな口づけはなかったのに、たった3ヶ月でなれてきました。

慎重でありながら、時には激しい口づけ。
カシアの首筋を撫でるジェスター。ジェスターの首を抱き引っ張るカシア。

こうしたらダメなのに。気を付けないといけないのに。
そんな心配とは別に、体から力を抜いた時、唇を離すジェスター。

ごめん…と謝ります。
関係を拒否されたことを随分気にしていたジェスター。
よくも耐え忍んでいる姿に、苦笑するカシア。

ちょっと残念な気持ちもあったが、良かったと思うカシアです。
気をつけようと思ったばかりなのに、なぜ雰囲気に流されたのか、と。

自分たちの城でもないのに、少し罪悪感もあるというジェスター。
依然として熱い体をじっと我慢します。

あなたはとても変ですね、とカシア。
なにが?
まあおかしいんです。

前世と全く違うジェスターが変であり、その彼を恨んだのに、今このように崩れる自分の姿が変でもあと思うカシア。

そんなカシアの言葉にうなずくジェスターです。
妻が言う事はなんでも正しい。(笑)

手だけ握って寝るよ、とジェスターはカシアの手を握るのでした…

☆わ〜、ジェスターよく頑張ったね。獣じゃなくて紳士なジェスターも好きです。笑

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別れ

4日間があっという間に過ぎました。
その間ジェスターはカシアの妹弟とかなり親しくなり、伯爵と少し気楽に話せるようになり、南部の文化と食事に少し適応しました。

カシアは自分の回帰について悩み、古代語を解釈し高級魔力石の解明に力を注ぎ、大忙しで、ゆっくり休むことも出来ませんでした。

ルベルノを離れる日。
夫も紹介し、かつら事業も詰め、ドレイアンにも再会し、やることはすべてやったものの、イライラするカシア。

ラエルゴには初日以来会うことが出来ませんでした。
研究に没頭する時は何も知らせずどこかへ消える人だと、父もドレイアンもどこにいるのかわかりませんでした。

ルベルノ一家と、後数日滞在予定のドレイアンが見送りに来ています。

あ、賢者さん?とドレイアン。遠くから駆けつける姿を見つけます。

間に合ってよかったというラエルゴに、驚くカシア。
約束でもしたかのように、お互いに二人で話したいというカシアとラエルゴに、皆の視線が向き、きまり悪そうなカシアです。

古代語の解釈について、賢者様と二人で話してきます。
あなた、ちょっと待っていて。

話が聞き取れないほどの場所に移動した二人。

今までどこにいたんですか?と慌てるカシア。
作るものがあって…なにか気になることが出来ましたか?というラエルゴに、
それより…ただもう少し話してみたかった、と答えるカシアです。

自分を知っているようなラエルゴの存在を間近でとらえてみたかったカシアですが、結局出来ませんでした。

自分も話したかったが、残念です。機会があればまたお会いしましょう、というラエルゴ。
ハベルンでずっと過ごすなら、今後も機会があるだろうに、最後のあいさつのような言葉に眉をひそめるカシア。

ラエルゴは、持っていた白い錠剤の入った大きなガラス瓶をカシアに渡します。
ジルト(南部の希少な薬草)と、体を保護する各種の成分で作った、体に無理のない完璧な避妊薬を作ってみました、と。

処方箋も書いておいたので、グレゼの医院で確認してもらい、気にならなければ飲んで見て下さい。半月に1度。月に2錠だけ飲んで、妊娠期間を除き4年分はあるので2人目まで足りるでしょう、と。

このために4日間消えていたの?と問うカシアに、
まあ、そうです、とうなずくラエルゴ。

知れば知るほど疑問だらけの男だ、と悩む暇もなく、カシアの背中を押すラエルゴ。

皆さん待ちすぎているようです、と促され戻ったカシアは、家族に囲まれますが、ラエルゴから視線が外せませんでした。

にこにこ笑っていた彼は、カシアが家族との挨拶を終えると近づき、カシアの右手にキスをしました。
次は隣に立つジェスターに近づきます。


男爵様にもお礼を言いたかったのに、忙しく出来ず残念です。
ハベルンで魔力石の研究を手伝いをしているラエルゴです。機会があればまたお会いしたい
、と挨拶をし、手を取り合う二人。

失礼でなければ、私の家のように挨拶してもいいですか?というラエルゴに、ジェスターがうなずくと、ジェスターに抱きつくラエルゴ。
カシアやルベルノ一家、ドレイアンも驚きます。

何故かカシアだけでなく、ジェスターにも親しみを感じている様子のラエルゴ。
ジェスターに、カシアにも同じ挨拶をしてもいいかと問います。
ジェスターは顔をしかめ、その反応を予想していたかのように照れくさそうに笑って歩こうとしたラエルゴ。
しかし、カシアがその腕を握ります。

ラエルゴを見る時に感じる既視感に似た感情を思い出すカシア。
幼いアランを見るようであり、夫をみるようでも、抱きしめたい息子ラエルを見ているようだと。

自分より遥かに大きいラエルゴの肩を抱えるように抱きしめるカシア。
また会えるでしょう。グレゼに一度来て下さい。

無意識のうちに発した親密さ、恋しさのような感情がにじみ出るカシアの挨拶に銀色の目を曲げて笑います。

ええ、そうします、と…

☆なんと避妊薬を頑張って作っていたラエルゴでした。

☆全体の感想☆

カシアとジェスターの関係はかなり変わりましたね〜!
しかし、ジェスター、よく頑張りました。
城だから広いけど、奥さんの実家だもんね。笑

妊娠出来ないのに、ちょっと残念に思うカシア。
もうこっちもドキドキですよね〜!!!

そして、消えていたラエルゴは、なんと安心安全な避妊薬を作ってくれました…
これで、ジェスターは2年我慢しなくて良くなりました…良かったね。笑

ジェスターとカシアと親密な挨拶をするラエルゴ
また会えるのでしょうか。グレゼにきて、交流する三人を見たい気もしますが、難しいのかな…

ルベルノを去る二人。
この後アクシオス領に行く予定もありましたが、いつ行くんでしょう〜。
色々心配ですが、今後の展開がまた楽しみです☆

読みいただきありがとうございました…!!

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