44話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

44話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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お茶の招待

昼食を終え部屋に戻った後、メイドの伝言で急いで応接間に向かうジェスター。

エステラとお茶をするので一緒にどうですか、というアランの提案でした。
もっと仲良くなれなかったらどうしよう、と心配していたジェスターは快く応じたのでした。

そして、二人の間で苦戦する事になったジェスター…

グレゼでは領地民が小屋に住んでるって本当ですか?
かつらに宝石のついたヘアバンドでおしゃれをしたエステラが問います。

首を横にふるジェスター。
違います。以前住んでたボハムでは農耕生活の習慣が残っていて穴蔵に住む人が何人か居たけど、今はないはずだ、というジェスターに驚くエステラ。

男爵様も穴蔵に住んでいたの?というエステラに否定するジェスター。
エステラが純粋に聞くので返事を避けれなかったジェスターですが、ボハムの頃の話をするのは恥ずかしく、頬を赤らめます。

ボハムでの話を聞かせて下さい、と割り込むアラン。

両親が小作農で、地主に土地を狩りて農業をしていた事を話すジェスター。
土地もなかったことに驚くエステラは目を大きく開け口を両手で覆います。

ボヘムの農家はほとんど小作農で、土地を借りていたと言うジェスター。
視線を交わす二人。
軽蔑と無視がいっぱいの目でしたが、ジェスターは気付きません。

本当に成功したんですね、というエステラ。そのままの生活なら姉の足先すら見れなかったでしょう、と。
そうなんですよ、と同意するジェスター。カシアの話が出て嬉しいと言うように笑います。

だから毎日感謝の気持ちで過ごしています、と。

不満そうなアラン。
「そんな話はひどい」とジェスターが怒れば、身の程も知らず、と一発大声で食らわせるつもりだったアランです。
エステラも目を細めます。

予想した反応とは違い、ただただ好きだと笑うジェスター。

感謝の気持も、いつも申し訳ない気持ちも…と話すジェスターです。
グレゼで苦労する妻の話は憂鬱なジェスターは独り言のようにうなだれます。

カシアは単なる「貴族令嬢」のレベルでは無い、というアラン。
後継者教育を受けた事を知っているし、それを知らなくても自分にとって過分な存在だ…と返すジェスターです。

美貌も普通の水準ではないというエステラに、
それは文句なしと素直にうなずくジェスター。

その反応に自制力を失い興奮する姉大好きなエステラ。
数学も哲学も、歴史も…古代語も…!
それは知らなかった、すごいですね
そうですよ、他には…

エステラの言葉を切るアラン。
アラン視線を向けると、9歳とは思えない鋭い視線を返すアランです。

姉が言いたいことはですね…結婚しても安心するなってことです
カシア姉さまが男爵に似合わないってことはよくご存知でしょうし…
カシア姉さまなら、(離婚して)戻ってきてもまた十分良い相手が見つかるでしょうから。

そうそう!と同意するエステラ。
お兄ちゃんもすごく心配して、前にそれとなく聞いたら、お姉さまが戻ることがあれば喜んでそばにいてくれるって言ったんですよ!(ドレイアンのことですね)

得意げなエステラの太ももをつつき、ジェスターを見るように顎で促すアラン。
驚きで黙るエステラ。

ジェスターは今度は怒っていました。
太ももの上のブルブル震え、血管が浮き出る拳。

二人に怒ったのではなく…
彼らの言葉が反論できないほど正しいことに腹がたったジェスター。

カシアは自分にはもったいない女性で今でもそこから抜け出すのが彼女にとって良いことなのかもしれない…

全部そのとおりです、と顎を震わすジェスター。
ジェスターがさっと顔を挙げ、二人は驚きます。

自分が足りなくてもこの身を捧げ妻を守り優しくすると約束した。
申し訳ないし自分勝手だと分かっているが、私は妻と一生グレゼで仲良く過ごしたい。

彼女がグレゼでもカシアが幸せになれるように…がんばります

声には力がこもっており、二人は目をパチクリさせてジェスターの力強い表情を見つめるのでした…

☆アランとエステラにではなく、自分自身に怒るジェスターです…


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盗み聞き

そのころ、ドレイアンの仕事とかつらの仕事でルベルノ伯爵と長く口論したカシアは、心配でジェスターの部屋を尋ね、メイドから話を聞いて応接室へと急いで足を運んでいました。

部屋の外からも中の会話が聞こえます。
メイドがカシアの来訪を知らせようとするも、それを止めるカシア。

お姉さんの足先も見れなかったのに…

そうなんですよ。
毎日感謝で過ごしています。


露骨に嫌がらせを言う弟や妹に、ただ好きだと言うジェスターに呆れ苦笑するカシア。

妹弟も貴族らしい品位を守るように教育されており、知らずにやっていることではなく、気に入らないジェスターをからかおうとしていることがカシアにはわかります。
カシアの前ではいい子の二人だったので、この機会に懲らしめようと思うカシア。

男爵にお姉さまは似合わない…
お兄さんも喜んでそばに…

結婚生活まで断ち切ろうとする過度な言葉に割り込もうとした時。

自分が足りなくてもこの身を捧げ妻を守り優しくすると約束した。
申し訳ないし自分勝手だと分かっているが、私は妻と一生グレゼで仲良く過ごしたい。
彼女がグレゼでもカシアが幸せになれるように…がんばります。

はっとするカシア。
人前で自信満々に照れくさいことを言うジェスターはぎこちなく、自分を幸せにしてくれるという誓いには思い信頼がにじみ出てちょっと恥ずかしい気持ちになるカシアです。

頬を赤らめるカシアをメイドが見ています。
アランとエステラも驚いたのか、沈黙が何分も続きます。

とにかく、結婚したからと言ってお姉さまがグレゼと同じ水準だと思わないで、平民出身の男爵と同じ考えではないと知っていて下さいというエステラ。
同意するアランに、
心に刻みつける、というジェスター。

カシアはわざと靴音を立てて応接室に入ります。
アランとエステラは幽霊でも見たような表情。

カシアは怒り狂った顔で顎をあげます。

あなた達、これはいったい何をしているの?

☆実は盗み聞きをしていたカシアです!

☆全体の感想☆

まあ微妙な嫌がらせをするちびっこ二人。
カシアは貴族で、ジェスターは平民出身なんだから同じ次元にいると思うなよってことですね。
それに同意しちゃって、自分に怒るジェスター…ちびっこも困惑。

しかし、そのおかげで盗み聞きをしていたカシアが、ジェスターの素直な宣言をうっかりと聞くことが出来ました☆
アランありがとう、エステラありがとう。笑
つくづく空回りして、むしろ二人の中を深めているちびっこ達ですね。
次回怒りのカシアはどんな事をするんでしょう〜。
またジェスターを守るために、びっくりすることしてほしいです☆

お読みいただきありがとうございました…!!

コメント

  1. sieben より:

    更新有難うございます!なんかもう尊過ぎて朝から萌えカスになりました…😇
    面と向かって言うのはジェスターにはまだハードル高そうな内容だし、たとえ言えたとしても、回帰前の記憶があるカシアは素直に受け取れなかったかもですし…
    立ち聞きという今一番効果的な形で、ジェスターの想いが伝わって本当に良かった!
    二人のキューピッドに感謝感謝です😁
    次回のカシアのターンも楽しみです!

    • sumomo-chan より:

      萌えカス、完全に同意です!!
      たった1話で萌え尽きられるのがこの作品のすごいところ✨
      二人のキューピッドの空回り具合に感謝です。笑
      次回もぜひぜひ空回って、萌えを提供してほしいです❤️

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