37話 あなた!私、ストライキします【原作小説】

ピッコマで公開中のマンガ「あなた!私、ストライキします」の韓国版原作小説を読んだ感想です。
とても素敵な作品ですのでぜひピッコマで絵付きで御覧ください☆

「あなた!私、ストライキします」韓国版はkakao pageで読むことができます。

!!ネタバレがありますので、ご注意下さい!!
※韓国語を翻訳しながら読んだので、誤りがある場合もあります。ご了承下さい。

37話 感想です☆

※すももの感想です☆解釈違いもあるかも知れませんので、よろしくお願いいたします。

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アクシオス伯爵とバルナン子爵からの手紙

グレゼに戻って1週間ほど経ち、アクシオス伯爵とバルナン子爵から書信が届きます。
北部の平和を守った今回の討伐に感謝し、功績を受けるに値するという内容で、一緒に金塊や高価な布や皮、馬、鉄など各種領地財政に役立つものが送られてきました。

南部出身のカシアに、今回の事を黙っていて欲しいという意味が透けて見えるそれら。
しかしもともと、他所に話すつもりもなかったカシア。ビチェ子爵の蛮行は、かつら事業を横取りしたことで満足しようと心に決めていました。

ご主人は、帝国戦争だけでなく前世でも大きな功績を挙げたに違いないというポール。
でなければこんなに完璧な方をお迎えすることは出来ないでしょうから、と。

カシアは止めますが、感動しカシアに賛辞を惜しまないポール。
彼は、ビチェ子爵の出来事を報告された時、「3代滅んでも可哀想ではないですね」と笑顔で悪口を言い、カシアを称賛しました。それがずっと続いており、ポールを横目でにらみ笑います。

当分城の財政や兵士の訓練費用も十分ですね、とポール。
特にアクシオス伯爵は北部の大富豪らしく太っ腹でしたよ、とカシアにささやきます。
そして、アクシオス伯爵は、奥さまの鋭さを見抜いていますよ、と

ルベルノ伯爵に支援を頼む手紙を送らなくても良かったかな、と思うカシアです。

アクシオス伯爵の手紙の末尾にはカシアに送る挨拶が書かれていました。

男爵夫人が一日も早く落ち着つくことを祈る。
グレゼ男爵と夫人を招待し、北部の発展を論じる時間を持ちたい。
もう一度、夫人の機知に賛辞を。

アクシオスから

同じ北部の領主とは仲良くなれなかったが、今後アクシオスと親交を維持するだけでも領地の地位は一層高まるでしょう。
すべて奥さまのおかげです、と満足げなポール。

仲良くなれなかったのは、他の領主に訳もなく丁寧に振る舞っていたためです。
貴族勲章をもらって3年も経っているのに、それが改善されていないこと内心気にするカシア。
前世でも後で分かったことだが、彼はいたずらに「金持ちの貴族の犬」と呼ばれたわけではありませんでした。
ビチェ子爵を恩人と言って従っていたのを見てもわかります。

なぜそれほどアクシオス伯爵を称えるのかというカシア。
ポールが帝国戦争時、アクシオス伯爵が繰り広げた鮮やかな戦術について説明します。
それを適当に聞きながら、心の中では「あのすごい」というアクシオス伯爵、ベルトルを思い浮かべるのでした…

☆沢山のお礼の品が届きました。これでひとまずお金の心配はないですね!

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ベルトル・アクシオス

ベルトルとはグレゼで起きたアクシオス(グレゼ)対バルナン(ビチェ)の領地戦で初めて出会ったカシア。
グレゼ領は環境以外に位置まで悪く、北部の権力層の争いがあるときには戦場に使われることがありました。

その時のことを思い出し涙するカシア。
かわいそうな領地民を最大限城に匿い、戦争が終わることだけを祈っていた時の事を。

その領地戦で、悲惨な姿で運ばれてきた「北部の王、黒い獅子」ベルトル。
彼を救出してきたジェスターは、伯爵は恩人だから、必ず助けて、とカシアに頼みました。

グレゼに来て半年、無愛想な夫だが、それなりに結婚生活を頑張ろうと思っていた時期。

伯爵が亡くなれば夫が悲しむでしょう、と最善を尽くしたカシア。
戦争中終始生死の境をさまよっていたベルトルは、ジェスター率いる味方の勝利から初めて身を落ち着かせました。

カシアはベルトルの命の恩人でした。
ありがとうと頭を下げても足りない時に、彼がどう行動したか考えると歯ぎしりをするカシア。

ジェスターを見くびっていたベルトルは、カシアにしつこくつきまとい、情婦の提案までしてきたのでした。

あなたがアクシオスの女主人になるところだったって、知ってる?
陛下の提案を断ったのをすごく後悔している。いや、今からでも遅くない。


ベルトルは戦争後領地が安定するまでと言い訳し、グレゼに留まっていました。

その間執拗に求愛し、ジェスターとの食事の席でも大胆に振る舞い…テーブルの下で触れた不慣れな体温がまるで現実のように感じられ自然と体が震えるカシア。

ジェスターは彼を畏敬し丁重に待遇しましたが、彼はそうではありませんでした。
その温度差を感じていたためか、回帰後もベルトルをかなり不愉快に思うカシアでした。

アクシアス伯爵とは親しいのか?というカシアの問いに、
親しいと言うより、帝国軍として出征できたのも領地を得れたのも伯爵のおかげというジェスター。恩人のような人で、伯爵がいなければカシアにも会えなかったから感謝している、と言っていたジェスター。
数日前、ジェスターに伯爵と少し距離を置くように言おうとしましたが、理由を見つけられませんでした。

ポールに呼ばれた声に、ああ、すごい人なのね分かった、と気乗りのしない返事を帰すカシア。

そう言えば領地戦まで数ヶ月しか無いと考えます。
よくわからないカシアが急に「もうすぐ戦争が起こる」と言っても信じる人はいないだろうし、知っていても止められないだろうと思うカシアです。

戦争を防げないなら、グレゼで騒動にならないように手を打てないだろうか、考えます。
北部の王という者がなぜ戦争の気配に気付かず死にかけて城に運ばれてきたのか…

彼に会いたい気持ちは無いが、このまま時間を無駄にすると同じことになってしまうかも知れない。

手紙を読み返し葛藤するカシアはため息を吐くのでした…

☆ただのセクハラ野郎じゃないですか…!!!

☆全体の感想☆

アクシオス領とバルナン領から沢山のお礼が来ましたね〜。
これで悩みのお金の問題もひとまず解決。

それとともに手紙でアクシオス領に招待されたカシアとジェスター。

…ベルトル、ただのセクハラストーカーじゃないですか。
き、きもちわるっ!!
36話で執着キャラ嫌いじゃないとか言っていた自分を殴りたい。

結局アクシオスに行くことになるのでしょうか。
次回がまた楽しみです!

お読みいただきありがとうございました…!!

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